そうそう・・。
子どもの頃、不思議じゃなかったですか?
僕、不思議だったんです。
でね、聞いたんですね。
母親に、こんなふうに・・・。
「お母ちゃん、何がおめでたいのん?」
「そりゃあ、お前、めでたいじゃないか。
お正月だぞ。」
「なんで、お正月やと、めでたいのん?
去年までは、めでたくなかったの?
でも、去年も『おめでとう』って言ってたやんか。」
「そりゃあ、去年もめでたいさ。
でもな、今年になってまた一つ年を重ねることができたじゃない
か。
こうして、年をとれたことを感謝して、おめでとうと言うわけや。」
「うーん・・。
そやけどな・・。
そやけど、お母ちゃん、いつも言ってるやんか。
『年はとりたくないのお・・』って。
年とるのは、めでたくないってことやろ。」
「あはははは。
そこまで言うんなら、よくわかった。
お前はめでたくないんやな。
それは、親にとってありがたいことや。
めでたくもないお前に、お年玉は、いらんよな。」
「げげっ・・。そ・そんな・・・。
やっぱり、めでたいわ。とてもめでたいわ。
おめでとう、おめでとう。」
「あははは。
そうや、そうや。その調子や。
おめでとうが、おめでとうを生むんや。
新年になったことより、何より、おめでとう、おめでとうと言い
合えることが、本当におめでたいことなんや。」
そのころの僕は素直でして、なるほどと思ったんですね。
「おめでとうが、おめでとうを生む。
おめでとう、おめでとうと言い合えることが、
本当におめでたいことや。」
なんだか、屁理屈ですよね。
けどですね。
けど、それ以上に「おふくろ風味の説得力」を感じたんです。
でね。
今は思ってるんですよ。
説得力って、風味なんやなって・・・。
新年のお仏壇に手を合わせ、今年も言いました。
「おふくろ、あけましておめでとう。」
みなさん、あけましておめでとうございます。
お話変わって・・・。
僕、すごい風味のメルマガを見つけたんですよ。
これは、すごいです。
なにがって、まあ、この目次を見てくださいよ。
[NO.634] てんてんつけたら…
[NO.649] 両手は膝の上
[NO.671] すべては身だしなみから
[NO.688] ゴロウと言えば…
[NO.696] 犯行をほのめかす
[NO.740] ヒーローインタビュー
[NO.756] 自由競争の町
[NO.897] まいっか…
[NO.915] 人生何日?
[NO.928] 警察官の制服
[NO.934] 電子レンジの秘密
[NO.989] ○○新聞おもしろいんだけど…
ねっ。すごいでしょ。
読まずにおれますか?
こんなお話がなんと1000話以上も・・・。
1000ですよ、1000。
鶴もびっくり、昌夫もどっきり。
メルマガのタイトルは「今日のいきぬき」。
発行者は「いまむら」さんっていう方です。
その名の通り、ホントに息が抜けちゃいます。
そうそう、息抜きできた時に実感できることってありますよ。
僕なんか思いましたもん。
ああ、僕、息止めてたんだなあって。
下記のページから登録できます。
http://www.est.hi-ho.ne.jp/imacha
なんだか、めでたくなってきたのでもう一度言いますね。
あけまして、おめでとうございます。
つながるメルマガ「♪」。
今年もよろしくおねがいします。
ではでは、また来週。