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 ■■「♪」【つながり版】 ■■【発行者 はいつ でこ】
      http://village.infoweb.ne.jp/~fwkh8072/
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●メルマガ「♪(8分音符)」は2部構成になっています。
 僕からの【通常版(週刊)】と、
 皆さんから頂いたメールをご紹介する【つながり版(随時刊)】
 です。
 【つながり版】は最新刊だけでなく、過去の分までつなげて
 ご紹介します。
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●今回は【つながり版(7)】です。
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【目次】
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【0】ちょっと。
【1】日常エッセイ

   今回は僕の日常を紹介します。
   しょうもない話ですが、「冤罪」という大きなテーマも見え
   隠れします。

【2】頂いたメール
【3】僕。
【4】友好誌です。見てくださいね
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【0】ちょっと。(はいつから一言のコーナーです。)
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●"いとこサイト"「ぶんぶん館」発行のメルマガ「ぶんぶん便」が
 明日の火曜日に200回めの発行を迎えます。

 涙を流すってこと。
 そして、ぬぐうってこと。
 そのたくましさを僕は知りました。

 *「ぶんぶん便」は下記から登録できます。↓
 http://homepage1.nifty.com/jyk/
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●ふと考えついたクイズシリーズの答え。
 音楽が苦手な人は自分のことを「おんち」と言いますよね。
 では、勉強が苦手な人が座るイスはなんでしょう?
 
●正解は「ベンチ」でした。

●では、引き続き。
 ブタが苦手なお坊さんは誰?

  *わかった人で暇な人はメール下さい。
 *わからない人で温厚な人もメール下さい。 
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【1】日常エッセイ
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「好きの袋」
           -by はいつ でこ-
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家族の前で、気どる事ってないですか?

僕は、あります。

つい先日も、娘と息子を相手に気どりました。

「お父ちゃん、どうしてお母ちゃんと結婚したのん?」

なんと答えようかな・・。
と考え、気どったのです。

「あのな。
 心の中には『好きの袋』があるんよ。
 で、その袋が満タンになったんよ。
 お母ちゃんが好きやっていう気持ちで満タンになったんや。
 それで結婚したんや。」

我ながら、うまい表現でした。
でも、ウソでは ありません。
ホントにそう思っていたのです。

子ども達も目をキラキラさせました。

「へえ・・。かっこいいねえ。」

娘が重ねて聞きました。

「じゃあ、今はどうなの?」

今・・。
僕は、もうひとつ気どりました。

「あのな。
 結婚してから、わかったんだけどな。
 その袋な。
 ゴム袋やったんよ。」

これも、ホントです。
振り返れば、当時のかみさんより、今のかみさんの方がずっと好き
なのです。
臆面もなく言いますが、ホントです。
「好きのゴム袋」は、これからも大きくなるかも知れません。

子ども達が言いました。

「へえー。この話、お母ちゃんに言ってもいい?」

もちろん僕は承諾しました。

子どもは愛を運ぶ天使です。

かみさんの笑顔が浮かびます。
時には気どるのもいいものだな、と自己満足していました。

話はここで終わりません。

その日の夕方、かみさんが何となく不機嫌だったんです。
これは、予想外のことでした。

不穏な気配を感じた僕は、娘を呼びました。

「ちょっと聞きたいんだけど・・。
 お母ちゃんに あの袋の話、したのか?」

「うん。
 お父ちゃんが『話してもいい。』って言ったじゃん。」

「そうか。
 話したのか。
 おかしいなあ。
 じゃあ、なぜ、お母ちゃん、あんなに不機嫌なんだ?」

「当たり前だよ。
 誰だってゴミ袋なんて言われたら怒るよ。」

「へっ・・?
 ゴミ袋・・?」

「うん。
 お父ちゃん、言ったでしょ。
 好きの袋がゴミ袋だったって。
 お母ちゃん、今晩、とっちめるって言ってたよ。
 にひひ。」

それは天使の微笑みとは ほど遠いものでした。

・・・・。

僕は沈黙しました。

「それ、ちびの聞き間違いだよ。
 お父ちゃんはゴム袋って言ったんだ。」

そう言うべきだったかも知れません。

けれど、その時は言葉が出ませんでした。

身に覚えのない罪こそ、言い訳が出来ないものかもしれません。

冤罪・・・。
こうして作られていくのでしょう。
 
 

みなさん。

家族の前で、気どる事ってないですか?

僕はやめようと思います。

(了)
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【2】頂いたメール
   皆さんから頂いたメールを紹介します。
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【2-1】「悲しい関係」について
               「JUNKO」さんから
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●「悲しい関係」について

いろいろ考えてしまいました。

♪の「特殊」についてです。

私はあの話は明るく受け取りました。
鈴木くんが安田くんをなぐって、よかった。
という明るい結末。

「特殊行き」と教師が言う学校教育の中で 評価のまま自分を卑下
せずに「なにくそっ」と思った鈴木くんはエラいし 安田くんも鈴
木くんに殴られて、鈴木くんのことが少しわかったのでは。

■はいつから

びっくりしました。
なるほど・・。
明るく受け取る・・。
なんか、のどにつっかえていた物がとれた気がします。

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【2-2】「ワインの栓を抜く時」について
               「t-o」さんから
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小学 11歳 女 生徒

私も最初は友達に嫌われたくないから友達にベッタリの毎日でした。

でも、冬休みに、友達についてじっくり考えてみたのですが、
「ベッタリ毎日くっつく事がいい友達につながるのか?」と。

どう考えてみても、つながるはずがありません。

そして3学期、私と友達の間は「おしゃべりする時はするけど、適度
に隙間が取れた関係」になりました。

「溝」ではなく「隙間」というところが完全に縁は切れていないと
いう証拠なのです。

ちなみに今でも適度な仲よしです。

なので私が思うには、この男の子は友達がいなくても生きていける
強い人間だったのではないでしょうか。

私はどういう付き合い方にしろ友達なしでは生きていけないし、学
校に行く気力をなくします。

「僕の友達は本」
と本人が言っているのなら、そっとしてあげれば・・・・・。

ただ単にその先生は、自己満足しているだけだと思います。

「本が友達だったひとりぼっちの男の子を、私の努力でその子の顔
 を笑顔に変えた」
という言葉に酔いしれて。

男の子の気持ちを聞いたのですか。
レポート提出して自慢してないで、もっと生徒の気持ちを考えたら
どうかと思います。

男の子、人生一度きりなんだから、もっと自分の意見を言って、周
りを自分中心にしちゃうくらいの勢いで、気楽にいこーよ。 

■はいつから

小学生の人からメールをもらう機会はほとんどありません。
だから、僕にとってとても貴重な体験となります。
友だちとの距離の中ある「すき間」をあえて肯定し、「溝」と区別
する。
こういう発想はとても新鮮な気がしました。

先生についてですが・・。

僕の書き方が悪かったのです。
あの先生は、たしかに情熱を持っておられました。
自慢っぽく映ってしまったとしたら、それは、僕のしっとが産ん
だものかもしれません。
ごめんなさい。

なお、「家庭教育・独立宣言」の関係部分は下記です。↓
http://village.infoweb.ne.jp/~fwkh8072/deko/dokuritu/020322.htm

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【2-3】「近寄ってくるもの」について
               「崎田」さんから
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突然ごめんなさい

でも、でこさん 泣かしちゃぁ〜いけないヨ。
いつも楽しいマガジンだけど、、、今日はジワ〜〜ッっと目頭がっ!!

というのも、
早くも老人体験しちゃってる私は、脳梗塞で長島さんよりいち早く
なってしまって。

もうすこぶる調子よく直ってきてるんだけど、右手右足が不自由に
成ったために 歩くのも不自然で 手だってフライ返しが使えなかっ
たりで思うように動かない

体をもてあましてイライラどうしで、こんな風に体の自由が利かな
いことに、健 康ですこぶる自然に歩いたり動いたり出来ることを
「当たり前」にしてた3年前 がうらめしくおもったりしてました。   

超ウスノロで、やっと当たり前に出来ることをやって「ホッ」とす
るなんて !! 

でもまた出来るようになった自分に自信みたいなものを持ち直した
り、、、。

きっとお父さんは「気持ち」を 今 照れもなく言えるようになっ
て若い時分に言 えなかった素直な自分を見つけていらっしゃるん
じゃないでしょうか?

思いやりをどんなにしっかり感じてらっしゃるか。

体の不自由さを現実と受け止めた今 「やさしさ」を有難うと言う
事でしか言えない自分と納得しておられると共感します。

病気をして初めて健康のありがたさを知ったと良く聞きます。
身体が思うように行かないとなったとき初めて、年老いた親の気持
ちがわかります。

どうしてもっとやさしく出来なかったかと、
自分を叱ってみてももう親もあの時代も帰っちゃ来ません。

でこさんは、気持ちを文章にして他人まで「ほんわか」させられる
人だから親に対 しても素直に出来る人でしょうが、、私は自分勝手
な奴だったと反省しきりで罰当 たりな、、、、自分で体現しなきゃ
わからない奴です。

今日のマガジンを読ませてもらって涙が出てきたので、思わずこん
なメールを書いていますが、57歳のいっぱしの親孝行を気取ってい
た馬鹿者の心の呟きを聞いてくださって有難う。

いつも心安らぐマガジンで有難うございます。
これからも続けてください ありがたく拝読いたします。
突然に失礼いたしました。

■はいつから

僕こそ胸が熱くなってきます。
僕は、ふにゃふにゃしながら 生きています。
もう一度、自分を振り返りたいと、ホントに思います。

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【2-1】「近寄ってくるもの」について
               「菜摘」さんから
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ペンネーム 菜摘

私は「老い」ということは、「年を重ねていくこと」だと考えてい
ます。

はいつ でこさんのお父さんも常に新しい方ですね。

何かを忘れてしまっても、「涙を流す」ことや
「ありがとうを言える」、
今まで出来なかったことが年を重ねたことでできるようになったん
だから。

はいつ でこさん、もっともっとお父さんを今まで以上に大切にす
るように心がけてくださいね。

■はいつから

父の言動が「新しい」と言われて、不思議な気がしました。
でも、言われれば、そうだなあ・・。と思います。
実感として、これは申し訳ない感覚なんですが、
父に大切にされているなあ・・と思います。

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【2-1】「近寄ってくるもの」について
               「OMさん」さんから
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「近寄ってくるもの」は、
とても、いい内容でした。
うまく、表現されていました。
そして、すこし、ホロッとしました。
読後に、いいものが残りました。

■はいつから

読後にいいもの・・。
僕が、こんなことを言われてもいいのかな・・。
そう思います。
ありがとうございました。

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 つながるメルマガをめざす「♪」。
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  返信してください。
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【3】僕。
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 (現代教育新聞社メルマガにて連載中)
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 (歴史を推理して楽しもう)
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【4】友好誌です。見てくださいね。
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(1)いとこサイトです。
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●「ぶんぶん館」:JUNKOさん
 (糸電話のむこうから聞こえてくるような「コラム」。
  そしてファンタジックリアルなイラスト。)
 http://homepage1.nifty.com/jyk/
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(2)「ぽとり」の友好誌です。
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●「WATASHI SEIKATSU」:渡辺さん
(落ち葉の息づかいがする「おはなし」に素敵な絵。
 「1枚の絵本」がここにあります。)
  http://homepage.broba.ws/ior
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(3)「たの歴」との姉妹誌提携準備中です。
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●「今日のいきぬき」:いまむらさん
 (足裏マッサージのような「エッセイ」です。
  読めば命の泉湧く。がはははは。
  もうすぐお父さんになるそうです。がんばれーっ。)
 http://www.est.hi-ho.ne.jp/imacha
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 僕のは「ってほどの文」でもありませんが・・・。

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