僕は、わらびとりに行きました。
わらびとり。
●野焼きで一面がまっくろけの焼け野原。
そこから、わらびは顔を出しています。
なんとも、たくましい。
あやかりたいと、たくさん採ります。
●いつもそうですが・・。
わらびとりに行くと、
未練たらしい性格が出てしまいます。
たくさんの収穫に満足して山を下っているはずなのに・・。
知らぬうちに、目が、さらなる「わらび」を探しています。
そして、見つけちゃうんです。これが。
で、最後にしようと思うんですが、また知らぬうちに目が探す。
なかなか、決着がつけられません。
●つくしのように はかまとりの手間がいらないので、わらびの方
がありがたいです。
●そう言えば。
つくしには「土筆」なんていう粋な漢字バージョンがあるのだか
ら、わらびにも「土杖」なんて漢字を贈りたいと思いませんか?
●そんなこんなで採ってきた山ほどのわらび。
あくぬきして、煮ものにすると、ウソのように少なくなります。
●なんか、人生です。
●これだから、いいんです。わらび。
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◆現代教育新聞社「GKS NEWS LETTER 」の子育て川柳コーナーで作
品を募集しています。
●今回のお題は【黄金週間・GW】です。
今までに頂いた作品をご紹介しますね。
・シルバーも 孫と楽しむ ゴールデン <今野さん(?)>
・黄金週間 親の財布は 黄金枯れる <おもち(43)>
・家族旅行 「携帯切れ」と 怒る父 <賀来さん(17)>
●あなた自身の思い出や子どもさんとの体験を五・七・五の
リズムに乗せてご紹介下さいね。
■締切はとくにありません。
作品できましたらペンネームと年齢お書きの上、
下記までお願いします。
また、これまでの作品にご感想などお寄せ下さい。
作品はGKSまたは僕のHPからご覧頂けます。
mailto:haitsudeko@yahoo.co.jp
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【2】頂いたメール
皆さんから頂いたメールを紹介します。
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◆今回は「体罰」と「浜やんの のほほん」について頂いたメール
を紹介します。
●こうして、いろんな方の想いを発信できるってことは、本当に
ありがたいです。
●ご協力、心から感謝しています。
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【2-1】「体罰」について
「ナツ」さんから
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はじめまして。
鹿児島在住の「ナツ」と言います。
体罰についてのお話し、興味深く読まさせていただきました。
このお話しを読みながら、自分もはいつさんの心情に似たものを感
じた事を思い出しました。
私は26歳で、3歳の子供(男の子)が一人います。
最近よくしゃべるようになってきたせいか、自我がより強く芽生え
てきたからか、言うことを聞かず、手を焼かされるときが度々あり
ます。
そんな折、いくら注意しても椅子の上から飛び降りるのをやめず、
ついほっぺたを強くひねってしまったことがありました。
ひどくびっくりした様子で、15分ほど泣きつづけていました。
はいつさんも文中で書かれていましたが、私は泣く子供の姿を目に
するべく、その行為をしたのかもしれません。
愛情でなかったのは確かです。
それは衝動的で、子供に対する親の力の証明の為だったのです。
その時は私も感情的になっていましたので、さしたる罪悪感も感じ
ませんでした。
後日、子供を叱ったときに、ついついまた手を出してしまいそうに
なりました。
その時の子供の顔を、私は一生忘れられないと思います。
体を硬直して怯えていて、その目はひどく私を怖がっていました。
その目で見られたとき、私は自分自身がとても惨めに感じ、子供を
ずっと抱きしめることしかできませんでした。
自分が守るべき子供に畏怖の対象として見られることは、親のある
べき姿ではありません。
私は親になってまだ3年です。
失敗ばかりです。
自分がなりたかった親には、まだまだです。
子育ては親育て。
一緒に成長していきたいと思います。
はいつさんの今回のお話しは、自分にとってすごくタイムリーで、
自分自身が奢らないためにも、こうしてお便りさせていただきまし
た。
「たの歴」も併せまして、今後も楽しみにしております。
気候の変わり目でもありますので、体調にお気をつけください。
失礼いたします。
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【2-2】「体罰」について
「なみあげは」さんから
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いつも楽しく拝読しています。
今回の「体罰」を読んで、思い出した先生がいます。
私が臨時養護教諭をしていた時の話です。
一人は、小学校の先生です。
3年の男の先生は、決して怒らない先生でした。
職員室で、ある『新聞』を読んでいて、
いつも「子供は善である」と言われていました。
保健室にいると、子供がけがをして来ます。
不思議なことに、この先生のクラスの子が多いのです。
他の先生の話では、毎年この先生のクラスでは
大きな事故が起こるのだそうです。
手は出さないにしても、せめて子供たちが喧嘩をした時に、
叱り、諭して欲しいと思って見ていました。
中学の臨時養護教諭をしたときは、
竹刀をもった体育の先生方が校内循環をされるからこそ、
授業が成立していたように思います。
先生方は、物を使って頭や顔をたたくので、
鼓膜が破れた子が何人もいました。骨折もいました。
子供たちは、自分が悪ければ、反発しませんでした。
しかし、自分が悪くないのに手を上げられたときは、
猛烈に怒りを表していました。
私は体罰を肯定も否定もしません。
そこに、子供を思いやる優しさがあればいいと思います。
子供に心の傷が残らなければいいなと願っています。
なみあげは
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【2-3】「体罰」について
「匿名」さんから
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はじめまして、毎日拝見いたしております。
さて体罰について疑問に思うところあります。
私は授業中などもよくふざけて笑いを取ったりする子供でした。
時に悪ふざけが過ぎて先生にたたかれることもありました。
ただそれは自分では体罰を受けたとは思っていませんでした。
少しきつく叱られたという感じです。
まあ叩かれるといっても頭を平手でピシッという感じでした。
こういうのも体罰に入るのでしょうか?
殴られたことは2回あります。
小学生のとき私のしつこい言い訳に先生が怒ったのです。
もう一度は高校のクラブで何度も試合で初歩的なミスをしたときです。
どちらも先生は叱っているというよりも怒っているという感じでした。
本当に腹が立って腹が立って思わず手が出たという感じであったよ
うに思います。
私は「本当に怒ってはる」と震えました。
二人の先生に共通しているのは、日頃色んな話を聞いてくださると
いうことでした。
私の大好きな先生です。
今でも年賀状のやり取りが続いているのはこの二人の先生です。
大好きな先生に本気で殴られたというのは非常なショックであると
ともに
そこまで先生を追い込んだ自分の行動も考えるようになりました。
体罰を容認すべきではないという意見はわかります。
新聞沙汰になるような体罰は大抵後に怪我や後遺症まで残るような
ものが多く 私も決して容認できません。
ただ体罰全面禁止ということになるとどうかとも思います。
単に自分の古き良き思い出にひたる感傷的な意見かもしれません
が・・・。
私は日頃の生徒、先生、家庭の信頼関係がどのような状態であるか
が大きいと思います。
「あの先生が殴らはってんから、よっぽどお前が悪かったんだろう」
このように親からも言われました。
私が殴られたのは指導の一環としての体罰を先生が選択して殴った
のではなく 一人の人間が本気で私に腹を立てて殴ったのだと思い
ます。
そして今私は私に対して本気になってくれた先生が今でも大好きで
す。
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【2-4】「体罰」について
「匿名」さんから
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つい先日から、メールを送っていただいています。
「体罰」を拝見してお便りしました。
私の身近なところにも、「体罰容認派」の人がいます。
その人に言わせると、
「殴りたくて殴るわけではないが、愛の鞭だ。
自分に感謝している生徒もいる」のだそうです。
「愛の鞭」とはいえ、鞭というのはたたいて自分の言うことをきか
すためのものです。
どんな場合にも、人を殴るということは、結局は力でねじ伏せよう
とすることだと私は思います。
叩く、怒鳴りつけるという強烈な行為に、あなたのためを思ってい
るんだ、私はあなたが大事なんだという愛情は、どれほど見えるも
のなのでしょうか
(それとも、そんなものは必要ないのでしょうか?)。
相手に未熟さがあればなおさら、まず生徒を許すことが大切であって、
殴っても(殴られても)相手を信頼し慕いつづけるまでの関係を築く
には、それなりの時間と努力が必要だと思うのです。
そしてそのための期間や労力は、生徒の個性によって大きく異なっ
てくるはずです。
指導する立場にあるからといって、自分は生徒を叩くことができる
のだという考えから出発するのは、とても危険なことだと思います。
「体罰容認派」の人とは、この間とうとう言い合いになりました。
口喧嘩は平行線を たどりました…。
難しい問題です。
バックナンバーから失礼しました。
これからも楽しみにしていますので、いろいろなことを聞かせてく
ださい。
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【2-5】「浜やんの のほほん」について
「JUNKO」さんから
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「みんなも悲しく、元気に笑いました。
僕は、大人がわからなくなりました。
笑っているみんなのことも、自分のこともわからなくなりました。
そして、たぶん、その時。
少し大人になったのだと思います。」
ここ、すごいな。
「わからなくなる」感じを見事に言語化してくれてます。
今でもあります、この「わからなくなる」感じ。
成長ってちょっぴり悲しいものですね。
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【2-6】「浜やんの のほほん」について
「シミズ」さんから
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初めてお便りします。
シミズともうします。
今回のメルマガ、どことなく悲しい気がしました。
大人の切なさをしることが成長の一つだと言うことは、
理解していますし、事実だと思います。
でも、なぜか、そこに哀しさを感じてしまいました。
はいつさんのメルマガは何度もくり返して読みます。
そして、なるほどと思うことがしばしばです。
これからも、がんばって下さい。
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●メールお待ちしています。
つながるメルマガをめざす「♪」。
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●もし、お時間がありましたら、感想やご意見などのメールを
返信してください。
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●このメルマガに返信で届きます。
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あります。
もちろん、掲載は困ると言う場合は、その旨をお書き下さい。
掲載いたしません。
どうぞ、よろしくお願いします。
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【4】友好誌です。見てくださいね。
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(1)いとこサイトです。
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●「ぶんぶん館」:JUNKOさん
(糸電話のむこうから聞こえてくるような「コラム」。
そしてファンタジックリアルなイラスト。)
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(2)「ぽとり」の友好誌です。
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●「WATASHI SEIKATSU」:渡辺さん
(落ち葉の息づかいがする「おはなし」に素敵な絵。
「1枚の絵本」がここにあります。)
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(3)「たの歴」との姉妹誌提携準備中です。
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●「今日のいきぬき」:いまむらさん
(足裏マッサージのような「エッセイ」です。
読めば命の泉湧く。がはははは。
もうすぐお父さんになるそうです。がんばれーっ。)
http://www.est.hi-ho.ne.jp/imacha
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