僕、小学校の教員を9年間させてもらいました。
そして、退職しました。
教え子達には申し訳ないのですが、なんの取り柄もないセンセでした。
退職して数年後、我が子が授かったんです。
今は2児の父親なんですよ。
子どもが学校に通うようになって、僕は教員時代に見えなかったことが、
見えるようになった気がします。
おりしも、「不登校13万人」「校内暴力4万件」などの文字が毎日の報道で
踊る世の中になってきました。
僕、思います。
これは、「家庭教育の植民地化」の副作用だって。
ああ・・誤解しないでくださいね。
これは、先生批判ではありません。
また、学校批判でもないんです。
僕が知っている限り、ほとんどの先生は子ども達のために一生懸命努力されてい
ます。
ホントに骨身をけずっておられる先生もたくさんいます。
そして、そんな先生の集まりが学校であることも事実です。
僕は個々の問題をいっているのでは、ないんです。
「家庭教育の植民地化」という目に見えないシステムの問題だといいたいんです。
たとえば・・・。
多くの人は「登校」っていうでしょ。
「通学」って言葉より、よく使われます。
僕も教員時代には、その言葉を違和感なく使ってました。
これ、植民地システムの第1歩ですよ、絶対。
なんで、学校が家庭より上に位置するんですか?
なんで、学校は登るトコなんですか?
「帰宅」なんて「下校」ですもん。
完全に「下」って文字を使ってますよ。
考えたら、ひどいもんです。
家庭は、独立宣言をしなけりゃいけません。
独立宣言の中身ですか?
簡単です。
一言でいうと「学校なしでもだいじょうぶです。」っていう言葉です。
これは、とても矛盾した言い方になるかも知れませんが、
独立宣言した家庭こそ、学校を本当のパートナーにできるんだと思うんです。
もちろん、学校をパートナーとしない家庭だってたくさんでてくるでしょう。
そして、その混在こそが、実は自然な姿なのではないですか?
教育・子育てに関心のある方、みなさんに呼びかけたいのです。。
一緒に「家庭教育・独立宣言」を作り上げていきませんか?
どうぞ、ご意見、お寄せください。