公平は平等の意味に使い、公正はバランスよく、で良い。
もっとも、「差別」に「合理的」があるかどうかは議論のあるところです。
したがって「差別」はダメだけど「合理的区別」はOKという言い方も
ありますね。(ゴマカシのような気もしますが、、、。)
男女平等という言葉がありますが、長らくこの平等は上の公平でなく
公正の意味でした。相対的平等説っていう言い方をします。
相対評価のごとく、バランスで決めるという感じです。片方が
不利にならないよう調整するんですね。でも最近はジェンダーフリーの
観点から、公平の意味の絶対的平等説が言われています。
裁判所の厳罰化は立法府の影響も強いようです。少年法や
道路交通法の罰則規定の厳罰化などありますが、
裁判所もそういった雰囲気に連動してしまうといった所でしょうか。
もちろんマスコミの報道の仕方も大いに問題があるでしょう。
ちなみに、僕はやたらと被害者のことを詳細に
報じることに辟易しています。それは「知る権利」じゃなく
被害者や被害者の家族のプライバシーの暴露でしかない。
何しろ死んでしまったらマスコミにも抗議できませんからね。
法を家庭に。なったらよいですね。国家賠償法なんぞ、
学校、家庭の関係を考えれば、保護者の強力な味方に
なります。ちょっと強力すぎて問題かもしれませんが。