僕の「幸福は向上心をなくすこと」と言う考えに対して、
今回は福田さんから頂いたご意見を紹介しま
す。福田さんのプロフィールは以下の通りです。
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現在の状況:小学校5年生の娘さんのお母さん
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どうぞ、ご覧下さい。
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以下、福田さんからのメールです。
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はいつさん、はじめまして。

いつもメルマガ読んでいます。
「家庭教育独立宣言」というタイトルが興味深く購読を始めました。

今回の「幸福とは向上心をなくすこと」というはいつさんのお考え
に、はっとさせられました。

私には5年生の娘がいます。
一人っ子なもので、かなり手をかけすぎて育ててしまっているなと
反省の毎日です。

実は、私は娘に向上心を大切にしなさいと言ってきていたのです。
娘はそろばん塾に通っています。
最初の頃はそろばんが好きで通い始めたのですが、この頃少しも
楽しそうではありません。
そろばんの先生もそうですが、私も娘に1秒でも速く正確に計算で
きるよう励ましてきたのです。

それで、かなり上達し、級も上がっていきました。
本当なら、喜んでいてもよさそうなものなのですが、逆に常に不安
な顔をしているような気がしていたのです。
もっと速くならなきゃと自分でも思っているようで、娘は自分で自
分を苦めているように思います。

そんな時にはいつさんのお考えを見て、何かわかった気がしました。

そろばんをやっている以上、上の級をめざそうと励ますのは当たり
前のことだと思っていましたが、そうではないかもしれないと思い
ました。

なぜ、私はそろばんを楽しませてあげなかったのだろうかと後悔し
ています。
そろばんだけでなく、他の学習でも運動でも、娘は常に上を目指し
て楽しむことを忘れているように見えます。

向上心をなくすことがいいとは思えないんですが、でも、今は向上
心=幸せ、ではないというふうに思っています。
はいつさんのメルマガを読まなければ、こんなふうには思えなかっ
たと思います。

まとまりのない文章ですみません。
ありがとうございました。
これからも、がんばってください。

福田(38才)
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