【1】「学校なしでもいいですよ。」(1)について、
>「子どもが学校に行かなくなった」ら、何が困るのかってことから考えてい
きたいと思います。
このあたりから、投稿します。
はいつさんの提案、
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まず、家庭教育が独立しましょう、その上で、学校をパートナーとして
選ぶのか、選ばないのかを決めましょうって言ってるんです。
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ここは、その通りだなあと思うんです。
家庭は学校に従属したものではない。
学校に「登校」はおかしい。
学校の植民地化はおかしい。
と思います。
でも、
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子どもが「学校に行かない」ようになったら大変・・そんな子育てをやめ
ませんかと提案したいんです。
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ここまでは言いきれないんです。
学校に行かないと、いろいろ困ることも多いですもん。
子どもが学校に行ってると、とても助かりますもん。
今日は、困る点について、思い出しながら書きます。
4年生の次女が最初に学校に行きたくないと言ったのは、
1年生の1学期。
3クラス合同の運動会指導のとき、クラス担任以外の二人の先生が怖かったのが始ま
りです。
(その内容について、ここではくわしくは書きません)
親は仕事をしているので、
朝から行かないとなると、行かないことへの心配に加え、
はじめの頃は一緒にいてやらなくちゃいけませんでしたし、
(一人では過ごせなかった)
仕事に行くにしても、昼食の用意や、
ずっと一人でおいておくことへの不安がありました。
その直前まで、保育園で安心でしたから。
夫は超多忙、対応は、すべて私です。
それでも、行きたくないという子を無理にやることはよくないと、
一応いろんな人の話や本などを読むことから、考えていましたから、
割合子どもの要望をすんなり受け止められたかもしれません。
友人の子どもで小学校1年から4年まで行かなかった子もいましたし、
地域で、不登校の子どもを持つ親の会を作った人とも知り合いだったりして、
かなり冷静に考えられたと思います。
それでも、やっぱり、学校に行かないのは困ったなーと思ってしまいました。
学校に行かないとき、子どもへの対応の次にくるのが、
先生との話です。
1年の時の担任は、他の先生との関係をご自分自身悩んでいらしたので、
保護者会で、子どもがこういう理由で行きたくないと言うけれどと、
全体の話しにしてみました。
先生は、申し訳ないですと逆に謝っておられました。
だから、先生との話でもつれることもありませんでした。
何人かの人に聞いてみると、
先生との話でもつれることもあるようです。
とにかく来て下さいと促され、子どもやいやがるとか。
でもそれだけではなく、
父親ががんとして、
学校に行かないのは絶対よくないと、
子どもを連れていくという友人もいました。
行きたくない理由にもよって、
親の一方的な考えの押しつけの、子どもへの影響は違うかもしれませんが、
どんな理由であれ、行かせるというのですから、
ちょっと困ったお父さんだと思いました。
うちの場合、紆余曲折のあと、そのときは一応解決したので、
子どもは行くようになったのですが、
何かあると、
たとえば、友だちとのトラブルや、
ちょっと疲れた(本人にとっては、ちょっとではないのでしょう)や、
その後も何かというと、うちの次女は学校を休みます。
たぶん、学校は疲れるんだと思います。
時間によってきちきち動くこととか、
勉強そのものとか、
集団行動とか、
いろんなこと。
そういうことにあんまり合わせられない人なのでしょう。
ときどき休んで、ゆっくり、自分のペースで過ごすことで自分を取り戻すというか、
内なる力を回復させているのでしょう。
何日か休むと、急に行きたくなるようですから。
その間何をして過ごすかというと、
紙や、布で細々何かをつくったり、
火を使わないお料理をしたり、
本を読んだりしているようです。
その次の担任とも、はじめは私が学校へ何度も行って、
よく話しをしました。
「心配なときはご相談しますが、
ほぼ大丈夫ですから、
先生もどうぞご心配されませんように」とか、
いろんなことを話します。
日頃もお便りノートで話していました。
親と先生とが個人として少しでも分かり合えるということは、
とても大事なことかなと思います。
かなりわかるまで、学校にも何度か行きました。
今回は、こういうことだったとか細かく話したように思います。
いま、担任3年目で、もうそんなに話さなくても大丈夫です。
そうでなければ、先生はどうしてもなるべく学校に来るように促されます。
それも、親にとっては、かなりのストレス(困ったこと)になります。
それから困ることは、
長く休むと、勉強がわからなくなります。
それで、うちの場合、次に学校に行ったとき自分だけわからないで、
とっても悔しかったようでした。
そのことがまた行きたくないにつながるんです。
だから、親か、姉かが教えることにしました。
子どもも、自分が悔しかった記憶がいやなこととして鮮明なので、
積極的に、教えてほしがります。
主に算数、それと、漢字がちょっとです。
親より、姉の教え方の方がいいと本人はいいましたけど。
学校の先生は、教えて下さってありがとうございますなんて、
感謝して下さって。
いえいえ、とんでもないですよ。
それから、先生の対応次第では、
たまにしか学校に行かないと、
クラスのお友だちとうまくいかなくなることがあるようです。
放課後も、いまは地域で広い年代の子と遊ぶということはほとんどなく、
学校で約束してきて遊びます。
クラスの子としっくりいかなくなったら、
遊び相手がいなくなることも困ることですね。
友人のところがそうでした。
彼の場合は、全然行きませんでしたから、
周りの親が、だんだん子どもを遊ばせなくしてしまったようです。
子ども自身も話題が遠くなりますから、遊ばなくなるし。
うちはいま、平均して週2日ぐらいは休んでいるかもしれない。
でも、学校に行った日は、浮き上がることもなく、
放課後は必ず誰かと遊んでいるようです。
だから、本人も親も、そのあたりは困っていないです。
はいつさん、すごーく長くなってすみません。
子どもがあまり学校へ行きたがらないときの対応について、
みたいになっちゃいましたね。
ではまた
(了)