読み聞かせ」という活動が注目を浴びてきました。

 情緒が安定し、想像力が養われ集中力がつく。
いいことづくめのようです。

 もちろんある程度成長すれば「読み聞かせ」が「自主的読書」に変わってきます。
そうすれば「テレビがなければ時間が過ぎない」症候群がかなり減ってくるはずです。
これは余談ですがアメリカでは小児科にテレビを置いていないのだそうです。
2歳までの子どもにテレビが悪影響を起こす可能性が大きいからだそうです。

 大分県には橋本五十鈴先生という「読み聞かせ」の研究家がいます。
その方の講演を聴く機会がありました。
年齢的には9歳までの子どもには、大変効果的であるということを知りました。
特に幼児期の子どもには慎重に本を選んで与えるということが大切だそうです。
「絵の質」「リズミカルな語句」「ハッピーエンド」など、なかなか選択が難しそうです。

それで先生推薦の図書を以下のHPに記載しました。
ぜひ参考にして下さい。

http://www.yukichi.ne.jp/~deko/kikaku/book.htm

また同じ大分県の臼杵市の上浦小学校では「ふれあい読書」が毎週一時間設定されているそうです。
この時間はPTAの研修部を中心に保護者も授業に参加するというユニークなものです。
同小学校の図書室は県立図書館からの団体貸し出しを受けていて、
将来的には地域ぐるみの活動をめざしているそうです。

読み聞かせを通じて地域に密着した新しい保護者と学校との関係が出来てきているんですね。



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