こんばんは。1,2年前にも何度かメールを出させて
いただいた事がありましたが、ご記憶でしょうか。
網野といいます。
当時は、大学3年生で憲法学を勉強し始めたときでした。
実はこの4月に同じ大学の大学院に入学して、同じ指導教授に
付いて憲法学を勉強しています。
そんなわけで、小・中・高・大という学校とはちょっと違う
環境で過ごしているのですが、その普段の生活の中で
気づいた事があったので、無沙汰も省みずメールを
出させていただく事にしました。
はいつさんは、大学の先生たちが、大学に来ることを
何と言うかご存じですか?たしか「家庭教育独立宣言」の
「1」で登校と下校の話題に触れておられたと記憶しています。
実は、「出校」と呼ぶのです。変換候補には出てきません
から、常用語句ではないのでしょうね。私もその時まで、
知りませんでした。もっとも、うちの大学だけなのかも
しれませんが。
出校も出勤と似ているのでしょうが出校して必ずしも
勤務するわけでもないのかもしれません。講義や学生の
指導、会議は勤務というのかもしれませんが、自分の
研究活動や執筆活動は勤務とは、いえないところかも
しれません。さらに、そんな状態なので、教員には
タイムカードがありません。
そういうちょっと変わった環境ゆえに造語された言葉かも
しれません。しかし、これは、家庭教育独立宣言「1」を
読んでから頭の隅にあった登校下校に変わる概念を探そう
と(漠然とですが)思っていた私にヒントを与えてくれました。
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出勤と帰宅は対をなす。ならば出校の対をなすものは何か?
帰宅であろう。では、学校の児童や生徒にとってもこの
「出校と帰宅」の概念は応用可能ではないのだろうか?
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
私は大学院の講義の地域社会特論(コミュニティー論)と
比較家族法特論という二つの科目で、社会と家族について
これからしばらく考えていこうと思いました。
これからも家庭教育独立宣言を楽しみに読ませていただきます。
大変だと思いますが、頑張ってください。