子供は小学校の2年と5年の二人です。
田宮さんの剣道で辛抱を教えることに対して、私の考えを書かせてもらいます。
私は、剣道の楽しさ、体の動かすことの楽しさ、運動をした後の気持ちよさ、運動による体
の健康の維持を子供に伝えてほしいと思います。
私も、6年前からマラソンを始めて最初の出た大会では5kmの距離が完走できなく途中
で歩いてしまいました。健康のために(練習という言葉はあまり使いたくない)走ること
で、ついに先日は100kmマラソンを完走してきました(少々は歩きましたが)。確か
に、端から見ればがんばってる、辛抱して練習している、ご苦労さんに見えることはある
と思いますが、本人は、走った後の爽快感、健康の維持もありますが、走っているときの
楽しさ、体の動かすことの楽しさ、景色を見ることの楽しさ、すれ違った人とのあいさつ
の楽しさがあるから走っているのであって、この辛抱が次の大会でベストを更新するため
に必要だ思ってはいません。辛抱が目的のスポーツなんてつまらない。本人は楽しいから
続くのであって、成績も伸びていくと思っています。
剣道をやっている子供たちも、辛抱するために続けていないと思います。楽しいから続け
ているのではないでしょうか。辛抱で得られた幸福はすぐ次の目標が与えられ消滅してし
まうのではないでしょうか。