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 ■■はいつの「楽しもう歴史教科書」52-2【交流版8-2】■■■
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         【発行者 はいつ でこ】
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[たの歴トークトーク]「ちょんまげ誕生の秘密」
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交流版8-1】からのつづき・・・。
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> 【はいつ】

        ぶんちゃん、ありがとう。

        にしても、素敵な文だなあ。

        なんか勇気が出るっていうか、元気が出るっていうか、いいなあ。
        ようし、おいらも乗るぞうっって感じ。

        伊能さんも55才になってから風に乗ったのかもしれないなあ・・。

> 【JUNKO】

         そうです! うまいことおっしゃいますね。

> 【はいつ】

        ところでね、ぶんちゃん。

        こういう聞き方はちょっと変だけど。

        「ちょんまげ」についてどう思う?

> 【JUNKO】

        ちょんまげについて考えると、日本人がわからなくなります。

        この頃の日本人を見て、欧米人はよく留まったなあと感心します。

        びっくりしてつんのめるように母国へ帰ったりしなかったのが
        不思議です。

> 【はいつ】

        ぎゃははは!
        だよねえ。
        あの髪型には、びっくりするよねえ。

> 【JUNKO】

        なんであのようなまどろっこしい髪型にしていたのでしょうか。

> 【はいつ】

        うんうん。

        ほとんど、誰も問題にしていないようなんだけど。

        僕は、あの髪型、誕生の秘密が知りたいんだよね。

        同志ぶんちゃん、今こそ「ちょんまげ誕生」の謎を解き明かそうっ。

> 【JUNKO】

        よしきました。

        「よしきたっ」を丁寧に言ってみたら、意味不明になりました。

        ではちょんまげについて、まず第一に考えられること。それは…

        ハゲ讃歌。

> 【はいつ】

        ぎょえっ!ハゲ讃歌!?

> 【JUNKO】

        昔の日本では、年齢が上なほど尊敬された。
 
        年齢が上なほどハゲている。
 
        若いうちから年上に見られるよう、頭部の一部を剃った。
        というわけ。
 
        若作りではなく、老い作り。ちがう?

> 【はいつ】

        くーっ。

        すごい発想だなあ。

        ようするに、現代のように、増毛して若く見せるんじゃなくて、
        そっちゃって、老けてみせる方が格好いいってことか・・。

        なるほどなあ・・。

        あっ。
        でもさ。

        「老け作り」だったらさ、剃るだけでいいんじゃないかなあ。

        あの、ちょこんとのった台湾バナナのような「まげ」は、いらない
        気がするなあ。

 > 【JUNKO】
 
        お風呂に入るとき便利だからじゃないですか?

        私は今ちょうど武将くらいの髪の長さなんです。

        侍は闘う時、兜(かぶと)をかぶるため、髪をおろし、
        ザンバラにします。
        その長さです。

        お風呂に入る時は、髪を高い位置でまとめ、
        ヘアピンカーブのようにたたんで、ゴムでゆわえます。

        すると、ちょんまげができます。

        髪が湯舟につからず、具合がいいんです。

        一日一回、私はちょんまげ頭になります。
        風邪の日はお休みしますが。

        ところで先日、ちょんまげヘアの男性を近所で見かけました。

        ごくふつうの地味な服装で、髪だけちょんまげなのです。
        剃りは入れてなかったです。

        不信感をぬぐい去ろうと思った私は、
        「これから銭湯に行くのね」と思うことにしました。

> 【はいつ】

        くーっ。

        あっ!
        はたとひらめいたっ!

        ぶんちゃんのお風呂の話しから、
        ちょんまげ誕生の秘密を解明するヒントが見えてきたぞ。

        ちょんまげは、2つに分けて考えた方がいいのかもしれない。

        1つめは、ひたいから頭の上の部分をそるという行為。
        2つめは、後ろ髪をたばねて、頭にちょこんとのせる行為。

        ね。

        そうだよ。そうだよ。きっとそうだよ。
        この2段階の謎を解くことが、必要なんだよ。

        で、まずね。

        1つめの頭の上の部分をそる行為ね。

        ぶんちゃんは、侍がカブトをかぶるために剃るっていうけど、
        それ、どうして?

> 【JUNKO】

        「侍がカブトをかぶるために剃る」って
        私は言ってないけど…。

        剃るのはあくまで「老けづくりのため」というのが
        ぶんのいいぶんなんだけどな…。

> 【はいつ】

        ひえーっ!
        ごめん、ぶんちゃん。

        あのね。
        ぶんちゃんの話から、なんか、すごくひらめいてしまったわけ。
        で、暴走しちゃった。
 
        僕ね。

        武士は、ちょんまげをしたかった。
        で、ちょんまげを解いたらザンバラ髪になっちゃった。

        つまり【ちょんまげ】→【ザンバラ髪】ね。

        そういう方向しか頭の中になかったわけ。

> 【JUNKO】

        そういえばそう。私もそうです。

> 【はいつ】

        でもね。
    ぶんちゃんの話から、ひょっとしたら、逆なのかもしれな
        いなって思ったわけ。

        武士は何らかの理由でザンバラ髪にしたかった。

        で、ザンバラを結んだらちょんまげになっちゃった。

        つまり【ザンバラ髪】→【ちょんまげ】

        という方向が見えてきたわけ。

> 【JUNKO】

        なるほど!

> 【はいつ】

        でね。思ったんだよね。

        ひょっとしたら、カブトのために剃ったんじゃないのかって。

        カブトをかぶる時って、まげをほどいて、ザンバラにするの?

> 【JUNKO】

        まげは障害物になって、カブトはかぶれないと思います。

        昔、剣道をやっていたのですが、頭頂部にゴムやピンを付けている
        と面をかぶった時、痛いです。
        頭頂部にはなんにもないほうがいいのです。

> 【はいつ】

        へえー。
        そんなもんなんだ。

        あっ。
        そう言えば。

        僕ね。学生時代に覆面レスラーだったんだよね。

        でね。覆面の中に凶器を隠して頭突きをしてね。
        自分の方が出血してんの。
        まいったなあ・・。

> 【JUNKO】
 
        オウンゴール…みたいな…。

        「学生時代に覆面レスラーだった」は聞き捨てなりません。

        なりませんけど、とりあえずちょんまげに話を戻します。

        時代劇を見ると、まげをほどいて、おろしたままか、
        後ろの下の方でひとつに束ねたりしているようです。

> 【はいつ】

        なるほどお。

        やっぱり、カブトにちょんまげは邪魔なんだ。

        うーん。

        なんか、ちょんまげ誕生の秘密のカギになりそうだなあ。。

> 【JUNKO】

        娘は以前からこう推理しています。
        「さかやき(月代)は、カブトのずれ防止対策ではないか」

        カブトを固定するため頭頂部を剃る必要があった。というのです。

> 【はいつ】

        ひえー。

        娘さん、すっごいなあ。
        高校生だよね。

        この推理、ぜったいすごいよ。

        カブトがずれないように、頭の上の方だけを剃った・・。

        全部剃ると、かえってすべっちゃうもんね。

        まわりの髪を残すのが、ポイントなんだね。

        すっげー!

        それにさ。
        剃ってかぶると、ひんやりして気持ちよさそうだよ。

        やみつきになりそな「ひんやり感」。

        一応確認したいんだけど。

        ざんばら頭の本名は「さかやき(月代)」って言うんだね。
        知らなかったなあ・・。

        おそるべし、ぶん娘ちゃん。

        ズレ防止、すごいよ。

> 【JUNKO】

        老け作りより、やや説得力あります。

> 【はいつ】

        ややって言われても・・・。

> 【JUNKO】

        ややは、ややです。
        老け作りも捨て難いです。

> 【はいつ】

        捨てたって、誰も拾いそうにないもんね。

> 【JUNKO】

        自己責任として自分で拾います。
        犬のフン待遇の推理です。

> 【はいつ】

        ぎゃははは。
        また「ふん」?
        なんか、猫のふんを食べたり、「ふん」づいてるなあ。

> 【JUNKO】

        食べてないってば。

        仮に、カブトをかぶる必要から剃ったのであれば、
        「闘う年齢に突入した」ということで、元服時に髪を剃るのも
        道理ですね。

> 【はいつ】

        ふんふん。いや、うんうん。

> 【JUNKO】

        もうひとつの問題、「まげ」ですが。

> 【はいつ】

        うんうん。

> 【JUNKO】

        そもそもどうして伸ばしていたんでしょう。
        伸ばしているから「まげ」ないと風呂で濡れちゃう。
        短髪の発想はなかったのでしょうか。

> 【はいつ】

        あっ。
        曲げてるから「まげ」なんだね!
        ぶんちゃん、すっげー。

        ところで、
        「短髪の発想」だけど・・。

        そうだよねえ。
        カブトに必要なのは、頭のてっぺんを剃るってことだよね。

        残りの髪を長くする必要はないよねえ。

        長いと面倒くさそうだしね。
        ぶんちゃんも言ってたように風呂の時も大変そうだし・・。

        ふつうなら切るよね。短くしちゃいそう。

        てことは。

        わざわざ伸ばしてるってことだよね。

        伸ばして まげ にしてる。

        まげにして、お得なことって何かなあ・・。

        そういえばさ。

        お相撲さんって現役を引退したら、まげを切るよね。

        ひょっとしたら、勝負に勝つための 縁起かつぎ?

> 【JUNKO】

        勝負に勝つための縁起かつぎと言えば、
        柔道のヤワラちゃん、試合の時、髪をゴムで結びますね。

        「ピンクのゴムは不敗」と言ってました。

        実は私もちっさな夢があって、それがかなうまでと、
        髪を伸ばしています。もう2年になります。

        髪に願いを込める。そういうの、あるかもしれません。

        侍も、ゲンかつぎだとしたら。

        勝利への祈り、かもしれないし、
        生への執着心かもしれません。

        出家すると剃るのは、そういった執着心を捨てることかもしれませ
        んね。

        髪って、生きてるから伸びます。
        生きてる実感そのものかもしれません。

> 【はいつ】

        そうかあ・・。
        髪が生きてる実感そのものか・・。

        僕ね。
        ちょんまげって、なんかへんてこだなあって思ってたの。
        かっこ悪いよなあって。

        でもさあ、今は違うよ。
        かなり認識が変わっちゃった。

        命をかけて戦に臨む武士達の覚悟や、押し隠された未練、生きるこ
        とへの執着、そんな、いろんな想いが込められた「髪」の形だった
        のかもしれない・・。

        そんなふうに感じたなあ・・。

        元服時に、おのれの髪を鏡に映した子ども達。

        彼らは、きっとある種の哀しさを持ちながら、
        「子どもという自分」に終止符を打ったんじゃないのかなあ。

        そういう意味では「老け作り」というのも、うなづけるなあ。

        おっと。

        残念だけど、ここらへんで、お時間がきちゃいました。

        読み手のみなさん、ぶんちゃん。

        最後までおつき合い、ありがとうございました。

        お陰で楽しくすごせました。
        そして、ちょんまげの誕生に、かなり迫れた気もします。

        ぶんちゃん、
        ちっさな願い事がかなうようお祈りしてまっせ。
        懲りずに、また来てね。

> 【JUNKO】

        楽しかった〜。

        ちょんまげを真剣に考えるなんてこと、
        人生にあまりないです。

        素敵な機会をありがとうございました。

        ひとりでものを考えていると、その思考は、
        なかなか自分の枠を越えないんですね。

        対談させていただくと、互いの経験や思いがかけ算になって、
        思考がどんどん広がっていく気がします。

        今後は時代劇を観る時、上半身が15度くらい前に傾いてしまいそ
        うです。

        読者の方たちの新たな発想が加わると、
        さらなる「ちょんまげの発展」が期待できます。

        みなさまからのご意見、特に「異論」を楽しみにお待ちしています。

> 【はいつ】

        最後に「平成の清少納言」ぶんちゃんことJUNKOさんの
    エッセイでお別れです。
        メルマガ「ぶんぶん便」から「言語を獲得しよう」です。

        どうぞ、お楽しみ下さい。

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■ 言語を獲得しよう(2002/6/11発行ぶんぶん便No.110より)
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4つ年上の兄が小学校に入学した時、字が書けなかったのは
クラスで兄ひとりだった。
「字は学校で習うもの」と思っていた母は、入学準備にランドセル
を買い、準備万端の晴れがましさで、息子を学校へ送り出した。
素直で正しい認識の持ち主である。

初めて息子が持ち帰った国語のテストが5点。
これはショックだったらしい。母の認識は、若干のゆがみをきたす。
このテストは我が家における重大ニュースのひとつだ。

問題は「反対ことばを書きましょう」というもので、

(問1)うえ → (答)した

と答えるべきところを、兄は、

    うえ → えう

と書いた。母が素直なら、兄も素直である。

    みぎ → ぎみ
   あつい → いつあ
  みあげる → るげあみ

すべてこう答えた。最後に一つ、漢字の書き取り問題があって、
なんとか5点を獲得したわけだ。

95点ぶんの×をつける時、教師はどんな気持ちだったろう。
返されたテストを見て、兄はどう感じたかしら。
「ハメられた」ような「膝カックンされた」ような、
世間に対する猜疑心が生まれたのではないかと思う。

当時住んでいた団地では、子供達の間で「サカサマ言葉」が流行っ
ていた。
自分の名前を下から読んだり、「遊ぼう」を「うぼそあ」と言った
り。
兄がそう書いてしまう動機付けは十分である。
普通、やらないけどね。

妹の私から見ても、兄はなんとも不器用なところがあった。
舌足らずで誤解されたり、普通の行動ができなかったり、
社会適応能力に欠けている。

病院で注射される直前、診察室の机をひっくり返す、
なんてこともやった。「イヤだ」と泣けばいいのに、妙な子どもだ。
医者が「すごいチカラだ。風邪はもう大丈夫だ」と感心したと言う。

生まれてからずっと一緒にいた私は、そんな兄に妙な底力を感じて
いた。
積み木遊びをする時の発想力、気の遠くなるような持続力。
すぐに飽きて、別の遊びを始める私には、
ひとりで黙々と積み木を重ねる兄が無気味に思え、
目に見えない不思議な力を感じていた。

兄は勉強ができない、体育も苦手な、ぱっとしない子どもで、
転校すると1週間は布団から出られず、馴染むのに時間がかかった。

そんな兄が変化したのは中学に入ってからだ。
英語と出会って、人が変わった。

学校から帰ると教科書を放さず、ブツブツ英文をとなえる。
ウロウロ部屋を歩きながら、ブツブツ(ペラペラとは聞こえない)。
そのうち寝言までが英語になった。

兄の勉強法は、参考書も問題集も買わず、教科書を買う。
支給された教科書と同じものを買い、1冊は綺麗なまま、もう1冊
は書き込みをして、その2冊を大事そうに持ち歩いた。

それからの兄は、どの教科もできるようになり、明るく、よく笑い、
社会適応能力の高い人間になった。
英語の弁論大会でトロフィーを貰い、大学のESSで幹事を務め、
就職すると海外へ赴任し、現在はアトランタに住んでいる。

ひとり淡々と積み木を重ねていた幼い兄の横顔を思い出す。
思いはたくさんあるのに、うまく言語化できず、周囲に理解されず、
自分で自分の考えすらよくわからない、じれったい少年期。

英語と出会って、英語でものを考えた時、
初めて世の中のしくみが、はっきりと飲み込めたのだ。
兄の脳には、日本語が馴染まなかった。
英語が彼の言語であり、英語を通して思考すると、
するすると物事が明確に見えてくるのだ。

英語を修得してから日本語が流暢になった。
青年期以降、兄は冗談をトバしながら周囲と溶け込んでいる。
私には奇跡のように思える。

日本にいる「できない子」の中には、
日本語が脳の働きの邪魔をしてる場合があるのではないか。
その子の脳に合った言語を与えると、するするっと理解でき、
潜在能力がワーッと発揮されるのではないだろうか。

「自分の言語」というのは、英語だったり、広東語だったり、
音楽だったり、絵だったり、粘土だったり、走ることだったりする。
人それぞれ、自分と外界を結ぶ媒体は、違っているのだ。
「なーんか私って、ナカズトバズだわ」と思ってる人は
まだ自分の言語に出会っていないだけかもしれない。

人が自分の言語を獲得した時の、解放感はすばらしい。

ちなみに私の言語は日本語であり、書き言葉である。
書くことで解放される。
…出会ってるのにナカズトバズなのは、能力の限界ってことかな。

私は英語を通すと途端に自閉する。手足がうまく動かないような、
妙ちきりんな気分になるから、残念だ。

【おわり】
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【2】「ちょんまげ」トークを終えて。
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「この発想はどこからくるの?」
ぶんちゃんには、いつも、そう思わされている。

毎週、火曜日に送られてくるメルマガ「ぶんぶん便」は、
僕にとって、新鮮な刺激だ。
刺激だけど、お肌に優しい。やわらかい。

文章の表現力とともに、発想自体を学びたいと思っている。

無理だよね。そう思う。

けれど。
いつもそう思っていれば、いつかそうなれるかも知れない。

とも思う。

そんな「ぶんぶん便」が、イラストレーターの吉永和夫さんの
ステキなイラスト付きで読めちゃうサイト「ぶんぶん館」は
こちらです。↓

 http://homepage1.nifty.com/jyk/

ところで「ちょんまげ」だ。

トークの後、ふと思ったことがある。

武士が「ざんばら髪」を「さかやき」とよび、
「月代」という字をあてたということを知った。

彼らは、自身の剃り上げた頭を「月の代わり」としたのだ。

古来、日本人は「月」を大切にした。
今よりも、はるかに宝とした。
おそらく、太陽よりも・・。

暦にも「月」を用い、和歌に詠み、祭りに、行事にと礼賛した。

「月のうさぎ」「かぐや姫」「月とすっぽん」「花鳥風月」。
物語や、ことわざに好んで利用した。

そう言えば。
運がよくなってくることを「つきがまわってきた」と言う。
これも語源として関係があるのかも知れない。

武士は、その「月」を頭にのせていたのだ。

死と隣り合わせの日常をおくる彼らは、月とともにあったのだ。

そこに、彼らの覚悟の高さと、
同じ人間としての弱さという共通点を、僕は感じた。

武士がいた時代。

それは、命について、もっとも深く考えた時代だったのかもしれ
ない。

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【3】メール、ありがとうございました。
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■メール頂きました。ありがとうございました。
  掲載不可のお申し出がなかったメールをご紹介させてもらいます!

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(1)「聖武と大仏の謎」の発信について、
                                「川瀬」さんから。
***************************************************
 こんばんわ。川瀬です。聖武天皇と大仏の話、面白く
なりそうですね。これは聖武天皇と彼の姉妹を妻とする
長屋親王の皇位継承をめぐる争いの話ですね。

 ところで話は変わりますが、はいつさんが51号で、
平城京のことを「唐の都のように、壮大で、永久的に使
える日本初の本格的な首都」と書かれたことについて一
言。

 これは違いますよ。もっとも教科書にこう書いてある
からみんな誤解するのですが。
 今の学会の定説は、平城京の前の都である藤原京がそ
れです。辞書(岩波日本史辞典)にはこう書いてありま
す。

■はいつから:
ありがとうございました。
おなじみの川瀬さんの登場です。
あるく歴史事典、川瀬さんの説の続きは下記にあります。

 http://village.infoweb.ne.jp/~fwkh8072/deko/his/iken/23.htm

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(2)いま歴「丸・四角・赤・白」 の発信について
                               「かみの」さんから。
***************************************************
日の丸の話、とても興味をひかれました。
調べてみたのですが、はいつさんの言われた
「水色にオレンジの丸」の旗がありました。
パラオの国旗です。
参考までにメールを送りました。

■はいつから:
ありがとうございます。
やはり、ありましたか!
そんな感動でいっぱいです。

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【4】メールお待ちしています。
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  などありましたらメール下さい。

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 ご了承下さいね。その際に発行人が編集させていただく場合があ
 ります。
 どうぞ、お許し下さいね。

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