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【1】【ゲストさんコラムその45】------2001/04/14------
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・皆さんからいただいた教育に関するコラムです。
・教育の複眼づくりにご協力下さい。
・みんなで教育コラムの輪をつくりましょう。
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■本日のゲストさんは、「今井」さんです。
「今井」さんは2人のお子さんのお父さんです。
■以前に僕が発信したコラム「体罰」に関連して寄稿をしてくれました。
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【タイトル】「[体罰]に寄せて」
【テーマ】体罰
【寄稿者】「今井」さん(お父さん)
【関連コラム】
●「体罰
 http://www.yukichi.ne.jp/~deko/colums/taibatsu1.htm
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体罰についてですが、私は学校というところはひとつの法治国家に相当するものだと
思います。
そして先生という立場の人は一般的に警察に相当するものだと思われます。
そして、先生の拳は、拳銃に相当するものだと思います。

使いどころを間違えば死に至る。やはり集団生活の中では時には、先生も身の危険を
感じることも多々あるでしょう。
体罰が時に必要なときは確かにある。それは凄く良くわかります。
ただ、体罰を必要とさせる状況を作り上げたのも学校また家庭に存分にあると思いま
す。

結局人が人をどこでどのように判断していくのか?というところで体罰などの行きす
ぎた教育に発展していくものです。
怒りとは、その人が納得できるのかできないのか?自分の気が済むのか済まないのか

という事ですよね。
そもそも人が人を裁こうなんておかしな話ですから。
何が良くて何が悪い。私には永遠のテーマです。

先生という権力を持ち得た立場のある人が拳を振り上げるのはやはり私には良いこと
だとは思いません。
やはり、日々の対話、コミュニケーションの強化に期待し、言葉で理解ある話し合い
の中で1日1日を過ごしていきたいものです。

先生という職業は本当に子供が好きで、子供と共に日々勉強していける人でないと、
勤まらない職業だと認識しています。
休みが充実しているとか、子供相手に楽にお金がもらえるとか、先生と呼ばれ続け有
頂天になり自分の感情のままで日々を過ごされては困りますね。

本当に危険なときにはしっかりとした注意!が必要です。

私が唯一使用しても構わない体罰とは、生徒との対話の中でコミュニケーションが取
れており、双方の信頼関係が成立している場合のみ使用しても構わないと思います。
それ以外は絶対にダメ!

というのが私の意見です。
(了)
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■近所のたんぼが宅地になっていきます。
「何だかなあ・・。」という感じがするんです。
でも、考えたら、僕が住んでいるところだって、以前は自然だっ
たはずです。
身勝手な思考がすっかり身についてしまった自分がいます。
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