これは、教員をしていらっしゃる方々に、そしてその方々の周囲
(地域)の方々に私の体験談として聞いて頂きたいのです。
●教員が嫌いになった理由そのU
(学校と家庭で言う事が違う)
この話をすると、親の恥を公表するようでとても辛いのですが。
私が中学の頃、世間では、同和地区に対する差別問題が問題になってお
り 学校ではそう言う差別は絶対に良くない差別はやめましょうと聞か
され 自分なりに納得していたのですが、私の家族で、将来の結婚の話
題となり、その時に、母が、「確かに差別は良くないけど あなた方の
結婚の事となると話は別よ」と言った一言で、大人の世界の汚い部分を
見たようなショックを受けたのを覚えています。
教師も学校では、聖人君子のような事を言っても 裏ではなにを思って
いるか判らない そう思ってしまったのです。
それが、自分の母だった事がとてもやりきれない思いをした事を覚えて
います。
大人の世界のたてまえと本音、それが見え隠れしやすいのが教師の皆さ
んの家庭の宿命のような気がします。
どうか、お子様の前での発言には十分注意してください。
(もう していると思いますが)
こんな事で、私は、教師という職業が嫌いだったのです。
結局、周囲からの勧めにも関わらず私や、兄は教師にはなりませんでし
た。
最近兄に聞いてみた所 兄も同じように感じていたそうです。
結局なにが言いたいかというと教師の皆さんのお子さんたちも、難しい
家庭環境だという事です。
この事は、あまり話題にはなりませんが 教師の皆さん お子さんたち
が、苦しんでいるかもしれません。(私は、苦しかったし、辛かったです)
お子さんと是非、話し合ってみては如何でしょうか。
最後に、私は教師という職業が嫌いであっても、教師が嫌いと言うわけで
はありません。
このコーナーでも、すばらしい教員の方のお話を読んで感動したり、また、
私も小学生も子供を持つ親として、どのように学校に協力できるかを考え
させられる毎日です。
(了)
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■メーリングリスト「Daily教育広場」で教えてもらったことです。
アメリカの学校では、内側からは開くけれども、外側からは開かな
いドアが設置されているそうです。外部からの侵入者に対抗するた
めの手段の一つだそうです。
いろんな工夫があるんですねえ。