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【1】幸福感(7) -2002/11/23-
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僕は「幸福は向上心をなくすこと」だと考えています。
そのことについて、今回はclarissさんから頂いたご意見を紹介しま
す。clarissさんのプロフィールは以下の通りです。
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  ペンネーム:clariss
  年齢:もうすぐ42歳
  性別:男
  現在の状況:不登校の子供の父兼会社員
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どうぞ、ご覧下さい。
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以下、clarissさんからのメールです。
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ハイツさん、こんにちは。clarissです。
いつも興味深く読ませていただいております。

---------編集者注・以下僕の発信からの引用--------
>「幸福は『向上心』をなくすこと」
>「今の自分がいい。」という思い。
>うぬぼれや傲慢から生まれる外に向けた自己意識ではなく、
>自己の内側に向けた満足感。
----------------------引用終わり-----------------

うう〜ん、最近の私の思いとは少し違うようですね。

私は、ここ一ヶ月ほどシステムの立上げで連日11時頃まで仕
事をしており、
土曜日も仕事、家族と過ごす時間もほとんどない状態です。
以前の私でしたら、「何の為に仕事をしているのか?」と
自分に問いかけながら、「なんて不幸なんだろう」などと思っ
たことでしょう。

でも今は違います。「会社のシステムを少しでも良くしよう。
あるべき姿に近づけよう。」
という思い(向上心に近いかな?)があり、会社のトップも「
多少ごたごたするのは
目をつぶる」と腹をくくって、私達のやる事に期待してくれて
います。
だから、どんなに眠くても、今こうして一生懸命働いているこ
とが楽しいし、
幸福です。

「幸福」って、人それぞれ、あるいはその時その時で違ってい
るものでは
ないでしょうか?
「向上心をなくして、穏やかに暮らす」事を幸福と思える時も
あるでしょうし、
「睡眠もとれないほど忙しいけど働いている(働ける)」事を
幸福と
思える人もいるでしょう。

うまく言えませんが価値観の多様化ということなんでしょうか。

とりとめのない文章になってしまいました。
寒くなりますので風邪などひかれませんように。
これからも楽しみにしています。

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clarissさん、どうもありがとうございました。
次回は、ある母さんからのご意見です。

(No.22へ続きます)



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