=========================================
   ■Daily教育コラム通信■2000/04/12
   =========================================
    発行責任者 はいつ でこ
   http://www.yukichi.ne.jp/~deko/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【ご意見録その8】皆さんからいただいたご意見・ご感想です。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【お知らせ】現代教育新聞の"GKS news letter"で教育川柳募集中です。
  僕も少しですがお手伝いしています。
  ■現代教育新聞 http://www.gks.co.jp/
  ■川柳 http://www.yukichi.ne.jp/~deko/kikaku/SenryuBosyu.htm
-------------------------------------------------------
●目次
【 】タイトル(テーマ)
【1】「めんちゃんの鶏と卵」(子どもの発想)について
【2】「川柳コーナー」について
【3】「HP」(全般)について
【4】「登る」(学校と家庭)について
【5】編集人ひとこと
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【1】「めんちゃんの鶏と卵」について
( http://www.yukichi.ne.jp/~deko/colums/menchantamago.htm )
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 子どもの発想ってすばらしいものですね。難解なコロンブスの卵の問題をいとも簡
単に解いてしまうとは。なぜ解けたか。
 この子は哲学的とか科学的とかではなく、子どもと親との実際の関係という、具体
的事実に基づいて考えたからです。子どもの発想ってそういうところがあります。大
人はしばしば形式論理で考えてしまいがちです。でも子どもの発想はとても具体的。
 考えてみれば物事を考えるとき具体的な事実に基づいて考える事は大人にとっても
大切なことですね。そうでないと、ドグマに捉えられかえって自由な発想を失ってし
まいますから。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【2】「川柳コーナー」について
( http://www.yukichi.ne.jp/~deko/kikaku/SenryuBosyu.htm )
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(残日堂・元公立小学校教員)さんから

◆メールマガジン「現代教育新聞ニュース」に本マガジン発行人はいつ氏
のコラムがあります。http://www.gks.co.jp/ ←申し込みはここ

各地の教育関係ニュースを要約して紹介しています。先日興味深い記事もありま
した。
「国旗・国歌は強制せず 北海道上士幌町議会
 上士幌町議会は、学校の行事で国旗・国歌を強制しないとする決議を可決した」
と。憲法19条「思想及び良心の自由」からいうともっともなことだと思います。
賛成・反対いろいろあるでしょうが、その人の考え方の自由は保障しなければね。

◆さて、はいつ氏の川柳コーナーから*****************************
  ■今週のお題【通知票】
   (3)ごめんねと 言いつつつける 通知票 <柴田さん(56)>
   ---寸評(はいつ でこ http://www.yukichi.ne.jp/~deko/ )---
  (3)わかります、人を評価するということは大変辛い作業ですからねえ。
******************************************************
教員をしていて一番いやなお仕事が通知票つけでした。通知票の形式がどうあれ
日頃自分の言っていることしていることと矛盾する仕事だったからです。
「人を評価する」のではない 「成績を評価する」というのは言い訳でしょうね。
される側にたつと そうとも言ってはおられませんからね。センセのせいで、
ウチでおとんやおかんにどづかれたりして、うらみますよね。
 と思いつつ評価している教員も案外多いですよ。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【3】「HP」について
( http://www.yukichi.ne.jp/~deko/ )
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ホームページよらしてもらいました。
改めてすごいと思いました。
世間のニーズにこたえる教育に変えれるようにがんばっていきたいと思います。
でこさんは先生になってから、いまにいたっていらっしゃるので、
本当にたくさんの意見をもっているんだろうなーと思いました。
先生になってからきずいたときに、子供のためにじゃなく自分のエゴのために先生をしていた。
とか、子供を傷つけていた。
とかおもえる、ゆえるような先生になりたいです。
だからでこさんはいい先生だったんだろうなと思います。

今の先生はそんなこと思わない先生もたくさんいました。僕はでこさんの
ような先生になって、でこさんを超えたと思える先生になりたいです。
(大きなコトを言い過ぎてすみません)
これからもがんばってください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【4】「登る」(学校と家庭)について
( http://www.yukichi.ne.jp/~deko/colums/noboru.htm )
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
たとえ何があろうとも、学校は子供を教える立場である以上、同じ高さで
は何かと問題があると思います。教える以上は高いところに立つべき
でしょう。
結局、大切なのは、学校が偉いとか権威を持つべきなのではなく、
人間的や人格的にも保護者や子供から尊敬されるようにすべきだと
いうことです。先生は偉いのではなく、尊敬されるべき存在でないと
教えられないものですから。
  また、保護者は「学習はしなくても構わない」ことを子供に悟らせる
べきであり、礼儀作法などもっと大切なことを教え込むべきです。
そもそも、問題なのは

> だから、大人は子どもを学校に行かせたがります。

と言うことなのです。これは子供のためではありません。親の見栄や
虚栄心のために子供が利用されているのです。
登り疲れた子供に坂を下る楽しみ(学校だけが全てではない)を教えた
方がよいかと思ったので、メールをさせてもらいました。
p.s. 権威に逆らことは子供心には楽しいものです。それを奪うのは
あまりにも可哀想です。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【5】編集人ひとこと
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
家の近くにうぐいすが来ます。
「ほうほけきょ」という声を聞くと、それだけで嬉しいです。
なぜ人間は食べもしない花を美しいと思い、
とどきもしない星を美しいと思えるんでしょうか?
今日はうぐいすの姿を見ることができました。
何だか得した気分になれました。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



ご意見ご批判は今すぐメールで。
あなたのご意見はメールマガジンやHPにてご紹介させていただく場合がございます。全て匿名とします。
もし、掲載しては困る場合がありましたら、「掲載不可」と明記下さい。
それ以外は掲載合意とさせていただきます。

ホームへ       語句別索引へ