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【ご意見録その33】-------2000/10/26--------------
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皆さんからいただいたご意見・ご感想です。
最近のコラムに関するものやかなり以前のものも含めてご紹介します。
たくさんの視点が僕たちの複眼を作ってくれます。
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●目次
【 】関連コラム「タイトル」(テーマ)
【1】「ボーダーライン」(家庭教育)
【2】「自由から守る」(情報社会)
【3】「心をつなぐ学級通信」(ゲストさんコラム)
【4】編集人ひとこと
【5】HP情報
【6】ご協力のお願い(ご意見・コラム・川柳について)
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【1】関連コラム「ボーダーライン」(家庭教育)
 http://www.yukichi.ne.jp/~deko/colums/borderline.htm
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ボーダーラインのご意見、本当に共感いたしました。
いつも校長先生がごく普通の子どもだったと、凶悪無惨な犯罪を犯してしまった生
徒について真顔で当惑しながら語っておられるのを聞いて不思議でしかたなかった
のが、なんとか納得できたような気がします。
テレビで素人の若者がゲスト出演しているのに向かって、司会のタレントが、「あ
あこの人、暗い暗い」と罵倒に近い様子でいうのに、すごく不満を持ったこともあ
りました。
その若者は、それこそ普通の、いかにも真面目そうな若者で、へらへらちゃらちゃ
らしたところが無く、むしろ好感の持てる感じだったりするのです。
暗い暗いを連発し、軽薄なのりの若者を称揚する感じなので、私は、そのタレント
がすっかり嫌いになってしまったのです。
こういうのを「当世流」というのかなあ、と思っていたのですが、小学校や中学校
の教室にまで、そういう軽薄短小を尊重することになりかねない標語が入っていた
とは・・。
諸悪の根源そこにあり、とまではいいませんが、表面的な明るさよりも堅実さ誠実
さ真面目さを尊重し、困難な状況の中でも希望を失わず努力をするねばり強さを尊
重し称揚することこそ教育ではないでしょうか。

真の明るさとはどんなことか、そういうことについて真剣に子どもと語り合いな
がら標語を見つめる姿勢こそ教室には必要ではないか、と思います。
テレビはうっかりすると諸悪の根源になるということをかねがね感じておりました
が、この度の「ボーダーライン」で、ああ、やっぱりなあと感じました。
軽薄な明るい感じのタレントがブラウン管の中で踊り子どもの心はだんだん価値観
を狂わされていくように思われます。

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【2】関連コラム「自由から守る」(情報社会)
 http://www.yukichi.ne.jp/~deko/colums/jiyuukaramamoru.htm
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これは最近の10年ぐらいの日本の動きなのですが、表現の自由が
行き過ぎて、事実上表現の制限がありません。
これは、アメリカへ長期出張して来た先輩から聞いた話ですが、
向うでは子供に見せてはいけない内容や、国内に持ち込んでは行け
ない内容が決まっているそうで、コミックの少年誌でも持ち込み禁
止にされることがよくあるそうです
(向うのショップでも「今週号はありません」ということが
よくあります)。

たいていの国は、公衆の面前で出してはいけない表現や、子供の前で
見せてはいけない,あるいは大人が同伴している場合に限る,表現が
決まってます。日本だけです、「性器を隠せば何でもOK」なんて
言っている国は。

テレクラのティッシュなんて、駅で配れば、たいていの国で取り締られる
はずなのですけど…。

それでは、毎回メルマガをありがとうございます。今後も楽しみに
してます。
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【3】関連コラム「心をつなぐ学級通信」(ゲストさんコラム)
  http://www.yukichi.ne.jp/~deko/colums/guest18.htm
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教育コラム、楽しみに読ませて頂いています。
今年、教員1年目です。
 
最初のころは張り切って、学級通信を週に3回ぐらいは
出していたのですが、今は、週1回でも、ぎりぎりです。
 
先生になる前は、「学級通信を毎日出そう!!」と
思っていたのですが・・。
 日々の忙しさを理由に、怠けていました。
 今回のコラムを読んで、自分自身の甘えに気づきました。
 
「慣れ」という言葉、とてもいいですね。
私でも、慣れたら日刊にできるかもしれないと希望が持てました。
 でも、それは、「慣れ」の前の努力があってこそですよね。
 また、今日からがんばってみます。
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【4】編集人ひとこと
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■僕は将来「オカリナを吹く童話書き」になるつもりです。
 オカリナも買ったばかりで練習中だし、童話も書いたことが
 ないのですが・・。
 とても楽しみです。



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