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【ご意見録その35】-------2000/11/07--------------
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皆さんからいただいたご意見・ご感想です。
最近のコラムに関するものやかなり以前のものも含めてご紹介します。
たくさんの視点が僕たちの複眼を作ってくれます。
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●目次
【 】関連コラム「タイトル」(テーマ)
【1】「みせかけの身長」(採用試験)
【2】「見せる責任」(情報社会)
【3】「けんか」(家庭教育)
【4】編集人ひとこと
【5】HP情報
【6】ご協力のお願い(ご意見・コラム・川柳について)
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【1】関連コラム「みせかけの身長」(採用試験)
 http://www.yukichi.ne.jp/~deko/colums/saiyou1.htm
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はじめまして。
毎回楽しみに読ませて頂いています。
浪人生です。将来は小学校の教師になろうと考えて大学では教育学部に
進もうと思っています。
 
僕も学科試験を本で見たことがありますが、
そんなに難しいとは思いませんでした。
どちらかといえば、
数学の問題の方が難しいような・・・。
(僕がみたのは法律の学科?試験だと思ったのですが)
一つしか見ないで簡単なんていうのは軽率だとは思いますが、
やはり暗記ものが多いと思いました。

これで教師が決まるというのは僕も納得が行きません。
学校崩壊(はいつ  でこさんはないと思ってらっしゃいますね。
僕も同感です。)が多いのは教師のせいだといわれている中、
ああいう試験ですばらしい先生が生まれるのでしょうか。
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【2】関連コラム「見せる責任」(テレビ・家庭教育)
 http://www.yukichi.ne.jp/~deko/colums/miserusekinin.htm
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お久しぶりです。タイに来て早や1年が経ちました。
こちらでは日本の番組はビデオをレンタルして見ています。
そうゆう意味では、自分で選んだものが見られるのでラッキーかも
しれません。
見ようと思ってつけなければ、テレビのスイッチもつけません。
日本に居たときは、見なくてもついスイッチを入れてしまいダラダ
ラと番組が流れている状態でした。
自分の見たいものだけを見たいときに見られるというのは、とても
気持ちのよいものです。
ただし、流行にはのれませんし世間に疎くなるので、日本では(特
に若者には)ちょっと厳しいかもしれません。
テレビは、無くてもよいけどあったら便利な電化製品程度の進化で
とどまっておいてくれればよかったのにと思います。
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【3】関連コラム「けんか」(家庭教育)
 http://www.yukichi.ne.jp/~deko/kenka.htm
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今回も大変興味深く拝読させていただきました。

「暴力」という言葉は、この単語だけ見ても、あまり気持ちのいいものではないです
ね。
しかし、どこからどこまでを暴力と定義するかというのは曖昧です。
私は「相手に怪我をさせたら」暴力だと考えています。

マスコミが言い立てているレベルは、「暴力の程度」ではなくて
「死なない程度」のことだと私は思っていました。
最近少年犯罪が大きく取り上げられるようになったのは、
「死者」が出るようになってしまったからではないでしょうか。
暴力事件などは、中学校が荒れたと言われる70年代80年代の方が
今より多いと聞いたことがあります。

■引用部分------------------------------------------------------------
> 僕が「けんか」をしてしまった子に学んでほしいことは、暴力の程度や限度では
> ありません。
> そんな、あいまいな暴力への妥協ではありません。
> その悲しさや恐ろしさです。
> 暴力への全否定なのです。
> そして、それは体験しなくとも理解できるはずです。
> 人を殺したことがなくても命の大切さは理解できるように。
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私も、人を殺したことがなくても命の大切さは理解できたように感じます。
それは、人を殺さなくても身近で(例えば肉親の)死を経験することができるから
だと思います。
「暴力の程度」を知ろうとするならやはり「暴力」を経験しないと難しいと思いま
す。
もう一度始めに戻りますが、私は、「暴力」を「怪我をさせる程度のもの」
と考えています。
そして、その暴力はいけないものだと分かっているつもりです。

ただ、人間が脳だけの存在ではなく、肉体を持ってこの世にある限り、
他人との身体的な接触なしでコミュニケーションをとるのは、難しいのではないで
しょうか。
(暴力は、他との意思の疎通が行き詰まって出るものだと私は考えています。
戦争と同じですね)

特に分別をわきまえていない子供の時には特にそうです。
「思わず手を出したくなる」という体験は誰にでもあるはずです。
むしろなければおかしいと思います。
ただ、「思わず手を出したくなっても」別の手段で意思を伝えるようになることを
成長するというのではないでしょうか。
成長すれば他人が怪我をさせているシーンを見るだけで、
「こういうことはしないようにしよう。」と考えられるのかなとも思います。

何回か言っているように、私は「暴力を相手に怪我をさせる程度の接触」と
考えていますので、その意味では、私も暴力は全否定されるべきものと思いますが、

でこさんのメールマガジンを読んでいると、ちょっとした暴力(変な日本語です
が)、
つまり軽くはたくとかも否定されているように感じてしまいました.

この問題は、何を体罰と呼ぶかというような問題ともリンクしてて、難しいですね。
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【4】編集人ひとこと
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■最近のニュースで思ったこと。
「最古の石器がねつ造だった。何がそうさせたのか?」と報道するマスコミ。
ひょっとしてマスコミの中に「WHY?」の答えを一番よくしって人がいるん
じゃないかなあ。
そして、「HOW?」の答えも・・。



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