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【ご意見録その37】-------2000/12/06--------------
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皆さんからいただいたご意見・ご感想です。
最近のコラムに関するものやかなり以前のものも含めてご紹介します。
たくさんの視点が僕たちの複眼を作ってくれます。
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●目次
【 】関連コラム「タイトル」(テーマ)
【1】「第2公用語について(都築さん)」(ゲストさんコラム25)
【2】「救いの場としての学校(たましいさん)」(ゲストさんコラム27)
【3】「どのように」と「どのようになら」(家庭教育/学校教育)
【4】編集人ひとこと
【5】HP情報
【6】ご協力のお願い(ご意見・コラム・川柳について)
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【1】関連コラム「第2公用語について(都築さん)」(ゲストさんコラム25)
http://www.yukichi.ne.jp/~deko/colums/guest25.htm
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私の職場の中学校にも何人か外国籍の生徒がいます。フイリッピンから来ている生
徒が二人とブラジルから来ている生徒が一人。フイリッピンからの生徒の一人は全く
日本語ができません。急に3年生に編入になったので、市のほうに英語を話せる教員
を申請しているのですが、年度の途中でもありなかなか実現しません。だから最近で
は教室で授業を受けるのではなく、職員室で英語を話せる教員たちが入れ替わりつい
て彼女に日本語を教えたり、反対に彼女にタガログ語を教わったりして、最近では日
本語の絵本をつかって日本語の学習をしています。もう一人のフイリッピンからの生
徒は日本に3年ほどいるので会話はなんとか出来ます。でも日本語での授業はとても
難しいので英語の話せる講師に来てもらい日本語の個人レッスンをしてもらっていま
す。でも彼女はみんなと離れて学習するのを嫌がるので、最近では放課後に個人レッ
スンをしています。本当はその講師の方に彼女の全ての授業についてもらい、分かり
にくい日本語については英語で通訳してもらうと最高なんですが週に2日で4時間し
か来てくれない(人員と費用の問題で)ので、それも出来ません。彼女はよくわから
ない日本語の授業で頭を抱えています。
もっと可哀想なのはブラジルからの生徒。日本での生活は3年目なので簡単な会話
はできますが授業は無理。でもポルトガル語を話せる講師の方の空きがないとかで入
学以来8ヶ月たちますが講師の派遣すら実現しません。ほんとに毎日可哀想です。
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【2】関連コラム「救いの場としての学校(たましいさん)」(ゲストさんコラム27)
http://www.yukichi.ne.jp/~deko/colums/guest27.htm
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児童相談所,更に悪化すれば,警察の管轄になると思います。それらへの
連携が上手く出来てないと思います。社会的に出せる権限が違うのですから、
その限界をよく解って欲しいと思います。学校業務も公務なのですから、
学校の権限を定め、それ以上は他の行政機関へ任せることが必要ですね。
実際に他の行政機関に任せると「冷たい」と批判されがちですが、対応
出来ない事柄まで抱え込めないと突き放すことも学校には必要なことだと
思います。一緒に墜ちていくことが学校に求められていることではない
のですから。
今後、たましいさんのご活躍をお祈りしてます。
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【3】関連コラム「どのように」と「どのようになら」(家庭教育/学校教育)
( http://www.yukichi.ne.jp/~deko/donoyouni.htm )
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教育コラム、毎回楽しみにみさせていただいております。
先日、映画「十五才−学校W」を観ました。
涙が溢れ出ました。毎日の子育てを振り返り、胸が苦しくなりました。
我が家には、中3・中1・小4の男の子がおります。
中3の長男はやさしく・甘えん坊ですが、受験を前にナーバスになって
いて、ささいなことから、感情が爆発します。
親としてはエールを送っているつもりでも、どんどん追い込んでしまって
いるような気がします。
親の役割とは何でしょう?大人の役割とは?
未来を担う子供達に是非とも伝えなければならないことは?
高校受験は、私達親に子育ての真の目標を見誤らせるような気がします。
大勢のひとに観て、感じ・考えてほしいとても素晴らしい映画
だと思いました。
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【4】編集人ひとこと
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■内閣が改造されて、新「大臣」が誕生しました。
そう言えば、歴史で学んだ蘇我馬子は「大臣」(おお・おみ)でした。
「大臣」を「おお・おみ」から「だいじん」と読み替えたのは、いつから
なのでしょうか?
うーん、昨日まで不思議とも思わなかったなあ。
実は不思議と思わせない教育が受験システムのねらいかも・・。
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