うまくまとまらなかったですが、これからもホームページ、メールマガジンなど真剣
に読ませていただきたいと思います。楽しみにしています。
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【2】「みせかけの身長(採用試験)」について
( http://www.yukichi.ne.jp/~deko/colums/saiyou1.htm)
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でこさんへ
毎日楽しみにコラム読んでいます。
先日「ご意見録」を読んだのをきっかけに、教員採用試験についてのコラムをバックページで読みました。
私が去年、大学4年のときに受けた教員採用試験も、それはもういい加減なもので、びっくりの連続でした。
私はT県の高校英語の試験を受けたのですが、
ヒアリングのとき、用意されたテープレコーダーから流された英語が小さすぎて、全く聞こえなかったのです。
確かに私は一番後ろの席でしたが、それは理由にならないと思います。
つまり、そのテープレコーダーでは、その大きい教室でのヒアリングテストには対応できなかったわけで、
そのことを実際にテストをする瞬間まで、試験監督をされている教育委員会の方々が全く知らないのです。
しかも、環境も最悪でした。
暑い日だったので、窓を開け放してあったのですが、外でサッカーの試合が行われており、
選手、応援団の声がガンガンに聞こえていました。
そんな中でのヒアリングテストでした。
その上、テープが小さいとなれば(その機械では、最大音量)受験生が腹を立てるのも必至です。
とうとう、しびれを切らした、受験生の1人が「聞こえません」と訴えました。
「うるさいので、窓を閉めてください」という人もいました。
そしたら、数名の試験監督の人たちがとった行動は、冷たく
「じゃあ、後で後ろからも流そうか」というものでした。
その上、廊下側の窓を閉め始めたのです。もう、これには唖然としました。
つまり、後ろに座った人たちは同じ時間配分でヒアリングのテープをもう一度聞くハメになりました。
それだけではなく、大きい問題1と2があったのですが、後ろから流されたのは1番だけでした。
「はい、終わりです」という、試験監督の一言で、すべては、終了しました。
つまり、試験官は問題の構成もわかっていなかったことになります。
ひどい話だと思います。今、思い出しても腹が立ちます。
あんなことは民間企業では、到底許されるものではありません。
公務員の世間知らずさがそのような点にも表われていると思いました。
本来なら、テープレコーダーの性能をあらかじめチェックしておくべきですし、
教室の環境も最低限よいものに保つ努力をしてほしいものです。
あの試験では、前のほうに座った人だけが有利となり、本当の英語力は全く計れなかったと思います。
公務員の人の融通のきかなさに驚かされた出来事でした。
その試験をパスできなかった私は、今、都内の外資系企業で働いています。
OL1年生です。
小学校の先生をしている母親からは「講師になったら」といわれましたが、
普通の会社で働いてみたいと言う気持ちが大きくなり、企業に就職しました。
でも、先生になる夢をあきらめたわけではありません。
今また、少しずつ勉強をはじめています。
いつかは社会人経験をもった教師として、教壇に立とうと決めています。
個人的には、採用試験は合宿制度のような形にして、
いろいろなプロジェクトをさせてみたり、グループワークなどをうまくできるか、
といった観点から評価してもらえたら・・・と思っています。
今後どのように試験が変わっていくのか見守りたいです。
長々と書いてしまい、すみません。
読んでくださりありがとうございました。
では、これからもお体に気をつけて頑張ってください。
毎日配信を楽しみにしております
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【3】「内なる3点セット」(競争と教育)について
( http://www.yukichi.ne.jp/~deko/colums/3tenset.htm
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ブランド主義・相対評価主義・競争主義の3点セットって
でこさんのいうように誰にでもあると思います。
これって人間の「差別感」から生まれる主義主張だと思います。
わたしの中にも確かににあります。
人と比べて一喜一憂してみたり、障害児を見てかわいそうと思うだけでなく、
うちの子は何ともなくて幸せだわなんてことまで思ってたりするし・・・
でも人間として恥ずべき感情だと思っています。
これがあるから時には優越感にひたり、劣等感に苦しめられる・・・
優越感も劣等感も、見栄や虚栄を生み、
のびのび生きること、ありのまま生きることのじゃまをすると思います。
そして我が子には差別感のない人になって欲しいと願っています。
しかしとても難しいですね。差別感のない人になるっていうのは・・・
どうしたら差別感をもたない人間になれるんでしょう。
いろーんな人がいる社会になると自然に身に付くのかな。
たとえば、いろんな国の人、障害者、いろんな職業の人、
今の日本て、いろーんな人いるけれど、混じってないですよね。
別々の場所で生きてる。お互いに避けて、嫌悪感を持ち合ってる。
学校もそう。大半の障害児は養護学校ですし、
いいとこの子はお受験、庶民は公立みたいな変な世の中になってる。
そして残念なことに
「差別感」の強い人ほど競争に勝ちいわゆるエリートの
道を歩んでいるように思います。
そしてますます「差別感」を強めていきます。
しかも、挫折すると立ち直れないんですね。人のせいしちゃったりする。
政治家、医者、弁護士、警察、教師 etc.
地位や権限のある職業って
本来、「差別感」のない人にしかできない仕事のはずですよね。
だって昔の人は必ず子どもに教えたっていう、(私は教わってないけど・・・)
「人様の役に立つ仕事をしなさい。」の仕事なんですから。
コラムの政治家の話は、日本人の外国に対する劣等感と奢りを感じる
とてもいやな気持ちにさせられるエピソードですね。
そう思ったら、できることがありますね。
でこさんのコラムにでてきたような、「政治家」たちを落選させることですよね。
次の選挙にはちゃんと参加しようと思っています。
今まではとりあえず投票してたって程度だったので。
共感できるでこさんのコラムを読むと力が涌いてきます。
これからも楽しみにしています。
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【4】「世間知らずな先生」(教師の研修)について
( http://www.yukichi.ne.jp/~deko/colums/seken.htm)
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いつも、感慨深く拝読させていただいています。
> 「先生も民間企業で社会勉強をするべきだ。」との方針を文部省が発表しました
(1999/11)。
は、重要ですが、限界が見えてしまいます。
やはり、実際に民間企業で仕事をしている人が体験談を語る必要がありそうです。
NHKのようこそ、先輩という番組はとても良いコンセプトだといつも感心しています。
インターネット環境も整備するらしいので、ツール活用も考えながら、社会人情報
のインプットが必要なのではないでしょうか。
研修を決して否定している訳ではありませんが、企業内でもなかなか成果があがらないことが多いので。
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【5】編集人ひとこと
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【1】ホームページ全般:大学生なのにすごいなあ。本当にそう思います。僕はのうてんきでした。
【2】「みせかけの身長」:ここまでくれば委員会の犯罪ですね。
(何度ためしても返信のメールが送れません、よろしければアドレスを教えて下さい。)
【3】「内なる3点セット」:これは僕にとって永遠のテーマになりそうです。
【4】「世間知らずな先生」:子どもの精神に深く関わる教員の仕事に対する研修は難しいです。
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●よせられたご意見などをメールマガジンにて紹介させて頂きました。
すべてをご紹介できるわけではありません、お許し下さい。
過去の分も少しずつ、紹介していきたいと思います。
なお関係する僕のコラムは( )内をクリックしてご覧頂けると思います。
ご意見、ありがとうございました。
なお、ご意見はできるだけ、頂いたメールのまま掲載するつもりです。
しかし、スペースの関係などでやむを得ず編集する場合などございます。
お許し下さい。