私は、大学4回生で今年教員採用を受ける予定なので
「何か役に立ちそうだ」と思い最近このコラムに申し込みました。
しかし、実際送られてくる内容は、教採に役立つという考えとは
全く違い、私自身が忘れてしまっている感覚を思い出させてくれたり、
反省したりするきっかけを与えてくれています。
読むといつも「あっ、私も。」などと思い、そして改めて自分を客観的に
感じたりしています。
『金魚』の話も、まさにそうで、メールを書かずにいられなくなりました。
これからも、楽しく拝読させていただきます。
読んで頂いて、ありがとうございました。
それでは、失礼します。
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【2】「聴診器のある風景」(家庭教育)について
( http://www.yukichi.ne.jp/~deko/colums/tyousinki1.htm )
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「アンテナをはる」ということをでこさんは誤解しているのではないでしょうか。
「以心伝心」こんなことは出きるはずもありません。
消しゴム泥棒をした子。この子の場合、「消しゴム泥棒をする」という形で、自分
の心の中にある何かを発信したのだと思います。「アンテナをはれ」というのは「子
供の言動の表面だけを見るな」ということです。消しゴムを盗んだ。これは悪い事で
す。といってこれをしかるだけではなにも生まれません。でこさんがビックリしたく
らいですから、その「ビックリ」という自分の感覚を大切にして「なぜこの子がこん
なことを」と問う事が「アンテナをはる」ということです。自分の予想外の子供の行
動。ここにこそこの子供が何かを無意識のうちに発信しているのです。こどもの言動
に「?」を感じたとき、どう対応するか。泥棒という行動の表面だけを見て対応する
のと、「なぜ?。何があったの?。信じられない」という気持ちで、かつその子の行
動を非難するだけでなく、その子を包み込む優しさ(なぜ、どうして、信じられな
い、信じたいという気持ち)を持って接していけば、この消しゴム泥棒の子の内面が
見えてきたのではないでしょうか。
子供の言動の表面だけを見ない。これがアンテナをはるということ。そして異常を
感じたら子供に積極的に働きかけてその子の内面を引き出そうと動く事。これがでこ
さんのいう「聴診器型キャッチ」です。この二つは別々のものではなく、一体であ
り、そうでなければ機能しません。
いじめはなかった、という学校の対応は、つまるところ子供の内面を見ようとして
いなかったことの逆表現に過ぎません。
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【3】「昨年同様」(学校行事)について
( http://www.yukichi.ne.jp/~deko/colums/sakunendouyou.htm )
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当方川崎多摩区在住の1年生の父親です。息子の小学校には家庭訪問が有りません。
妻は家のかたずけがめんどいので歓迎していますが私としては少し違和感があります。
まあ学校に期待はしていませんし、担任は超ベテランの女の先生なので不満はありませんが、
家庭訪問の無い所って多いんでしょうか?
又、年間スケジュールをもらおうとしたら、有りませんと言われました。
これだけは困りました。
今時海外旅行等年間のスケジュールをもって行動することは多いは
ずなのに年間スケジュールのない学校って多いんでしょうか?
当方はその時になって価値を見出した方を優先することとしました。
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【4】「年齢というフィルター」(少年犯罪)について
( http://www.yukichi.ne.jp/~deko/colums/nenrei.htm )
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先日、お話をしました実験の情報が入りましたので、記載しておきます。
英国人ロバート・マッカリソン博士がインドの国立栄養研究所所長をしていた
時(約50年程前)に行なった実験です。
3つのグループ(A,B,C)に各マウスを1000匹づつ入れ異なった食事を27ヶ月
間
(人間で約50年に相当)与え、マウスの行動、体内変化の違いを比較する。
Aグループ:パキスタン北部フンザ人(長寿の国として有名)の食を与える。
主として穀物類と野菜。
Bグループ:インド人の食事(穀物、香料、豚・鳥肉)。
Cグループ:英国人の食事(牛肉、バター、チーズ、白砂糖等)。
結果:
Aグループ:全てのマウスが健康、解剖しても疾病が認められない。
Bグループ:胃腸障害、肝臓・脾臓障害、潰瘍、腫れ物、眼病、脱毛、貧血
等の病変がほとんどのマウスに認められる。
Cグループ:B群の病変類が全て認められる。またそれ以上に脳・神経系の
異常も認められ、凶暴性を帯び、攻撃し合う、弱い者を寄って
たかって共食いを始め、檻の中の弱肉強食化する。さらに性的
にも異変が起き、雄が雄に、雌が雌に乗りかかりセックスを
挑むようになった。
結果、先進国文明国家に多く見られる凶暴性残忍な殺人・暴力等の多発、
性犯罪、神経病患者の増加等は白パン、マーガリン、白砂糖入り紅茶・コーヒー
缶詰肉、野菜の煮物、安物のジャム等が原因で、人間にとって必要な
微量栄養素が欠乏している事が根元と見ています。
いかかでしょうか、もしそうだとすれば、17歳を含め現代の若者は先進国文明
国家の被害者とも見えます。吹けば飛ぶような神経構造で多大なストレスを
浴びているわけですから。事は教育だけの分野だけで済まされないようです。
また情報が入り次第、お知らせをさせて下さい。
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【5】編集人ひとこと(お願い)
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■お願いがあるんです。
僕は保護者として、いろんなことで悩んだり考え込んだりしてしまいます。
妻も、PTAのことなど考え込んで、堂々巡りをしています。
そして、「インターネットを使って、参考になる情報を集めたいなあ。」と言っています。
そこで、今、家庭教育専門のHPかメールマガジンを企画しています。
皆さんは、どんな情報や実践例が家庭教育に役立つと思いますか?
もちろん、家庭と学校との関わりも1つの分野です。
どうぞ、保護者の方、先生方、ご意見下さい。
また、いろんなご協力をよろしくお願いします。