今日は「お皿とスプーン」を読み、うまい例えだなぁと思いましたので
キーボードを叩いています。
我が家の二人は、3年位前にスプーンが合わないことを知り、
スープを飲まなくなりました。その後色々とあったのですが、
上の子はこの4月から自分に合った単位制高校というスプーンを探してきて、
再びスープを飲み始めています。
下の子は相変らず家でごろごろしていますが、
「そのうちにスプーン探しを始めるだろう」とのんびり構えています。
人生80年、焦ることはないですもんね。
ところで、お話しの中で私が感じているのとちょっと違うなと
思ったところが1点だけありました。
「多くの先生達が「一人一人の子どもに最適のスプーンを提供したい」と
努力してくれていること・・・」の部分です。
私の知っている限りでは、それは「ごく一部の先生達」であり、
多くの先生達は「自分に都合のよいスプーンを用意し、
スプーンに合わせた食べ方をするように子供たちに強いている」
のではないかと思います。
話は少し外れますが、この夏にホームヘルパーの資格を取るため
老人保健施設へ3日間実習に行ってきました。
そこで、たまたま教職を目指す大学生3人と一緒になり、
話を聞いてみると「教職の資格を取るためには、介護体験が必要」
とのことでした。文部省も遅まきながら教職に社会勉強の必要性を
認識したんだなと思いましたが、実習の合間に彼らの行動や発言を
垣間見ていると、とてもとてもそんな雰囲気ではありませんでした。
看護婦さんの申し送りに参加させてもらった時にはメモを取るでもなく
ただボーッとしていますし、利用者の方々と積極的にコミュニケーションを
とるなんてこともしません。「何でこんなことしなきゃいけなんだろう。
かったるいなぁ。教職とるために仕方なく来ている。」って顔に
書いてあるように見えました。
「あの学生達は、このまま大学卒業して自分に都合のよいスプーンで
子供たちを縛るんだろうな。」、この夏の体験と、はいつさんのコラムを
重ねて、そんなことを思いました。
長文になってしまいました。申し訳ありません。
今年は残暑が厳しいようです、お体を大切に。
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【2】関連コラム「素敵な先生」(教師)
( http://www.yukichi.ne.jp/~deko/colums/suteki1.htm )
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いつも楽しく読んでいます。
私はこの文がとても好きです。
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「先生」は「先に生まれた」と読んでは意味がないのです。
「先を生む」と読んでこそ意義があります。
子どもの「先」を「生む」人こそ「先生」なのです。
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何度も読んでいます。
では
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【3】関連コラム「一言ポエム」(子どもの発言)
( http://www.yukichi.ne.jp/~deko/kodomohatugen.htm )
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中学生の娘が授業中に先生に当てられるのを
嘆いているとき、小3の娘がひとこと。
「いいこと考えた!みんなとおんなじ色になって、
保護色になったら、いいよ。先生に見つからないよ!」
「みんな、同じ制服来てるの。」と中学生の娘におおうけでした。
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【4】編集人ひとこと
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■もうすぐ、敬老の日ですね。
昨年、73才のおじいちゃんからメールを頂いたことを思い出します。
73才の年齢でメールを扱えるということ自体、びっくりしてしまいました。
また、その内容も大変考えさせられるものでした。
「隠されたお弁当」というタイトルで下記にあります。
どうぞ、お時間があればご覧下さい。
( http://www.yukichi.ne.jp/~deko/colums/Bentou.htm )